2026年10月31日、ハロウィンでにぎわう大阪・ミナミで、衝撃的な動画がSNS上に拡散されました。
大勢の人が集まる夜の繁華街で、複数の人物が激しく争っているとされる映像です。
さらにネット上では、こんな話まで広がっています。
「日本人女性をナンパした男性を注意したら、集団で暴行されたらしい」
「止めに入った日本人男性が意識不明になったって本当?」
「乱闘に関わったのはベトナム人の集団なの?」
これを見て、私も気になりました。
楽しいはずのハロウィンで、なぜこんな騒ぎになったのか。
しかも、女性を助けようとした人が暴行を受けたという話が本当なら、安心して街を歩けるのか不安になりますよね。
ただ、今回の騒動を調べると、少し気になる点がありました。
それは、SNSで広まっている説明と、実際に確認できている情報が必ずしも一致していないことです。
動画があるからといって、投稿に書かれた事件の経緯まで全部正しいとは限りません。
そこで今回は、大阪・ミナミのハロウィン乱闘騒動について、動画の拡散経緯、ベトナム人とされる人物の国籍、意識不明という情報、そして大阪の繁華街が抱える安全上の課題まで整理していきます。
大切なのは、騒ぎを大きくすることではなく、実際に何が起きたのかを正しく知ること。
2026年11月1日時点で確認できた情報をもとに解説します。
乱闘動画は何が起きた?
【害悪度S】
大阪ミナミ
ベトナム人集団備考 : 女の子をナンパ→注意した男性を集団リンチする (男性は意識不明) https://t.co/xJ54ZARcGG
— DEATHDOL NOTE (@DEATHDOL_NOTE) November 1, 2026
2026年10月31日の大阪ミナミで騒動
今回の話題が広がったのは、2026年10月31日のハロウィン当日です。
この日は土曜日と重なり、大阪・ミナミの道頓堀や戎橋周辺には大勢の人が集まりました。
11月1日付の地域ニュース「OSAKA STYLE」では、道頓堀の戎橋周辺が、通行するのも難しいほど混雑していたと報じられています。
仮装した人たちが記念撮影を楽しみ、観光客も多く訪れていました。
もともとミナミは飲食店、観光スポット、商業施設が集まる大阪屈指の繁華街です。
そこへハロウィンを楽しむ人が集中したことで、普段以上のにぎわいとなりました。
そんな中、SNS上で乱闘とされる動画が広まったのです。
10月31日には、Xのアカウント「北新地にゃんちゅう」が、ミナミで女性への声かけを注意したことから殴り合いに発展したという趣旨の説明とともに動画を投稿しています。
その後、動画を引用した投稿が相次ぎ、11月1日には複数のニュース系サイトでも取り上げられました。
ただし、ここで区別しておきたいことがあります。
当日の混雑については報道で確認できますが、乱闘の参加者や発端については、投稿者による説明が中心です。
正確な発生時刻や関係者全員の身元、負傷者の詳しい状態などは、確認できていない部分が残っています。
女性へのナンパが発端だったという情報
今回の騒動で特に注目されたのが、女性への声かけをめぐるトラブルだったという説明です。
SNSでは、外国人とされる男性が日本人女性に声をかけ、それを別の男性が注意したことから争いになったという話が広がりました。
この説明が事実なら、最初は日常的な声かけから始まったトラブルが、周囲を巻き込む激しい衝突に発展したことになります。
でも、ここには確認しておきたい問題があります。
女性は本当に嫌がっていたのか。
声をかけた人物は何を言ったのか。
注意した男性と女性は知り合いだったのか。
最初に暴力を振るったのは誰だったのか。
こうした点は、投稿された説明だけでは確定できません。
特に、乱闘が始まってから撮影された動画では、その前に何が起きていたのかが分からない場合があります。
映像に登場する人物だけを見て、誰が一方的な加害者で誰が被害者だったのかを判断するのは難しいんです。
もちろん、相手が嫌がっているのに執拗に声をかけたり、威圧したりする行為は許されません。
そして、どのような口論があったとしても、暴力によって相手を傷つけることは正当化できません。
だからこそ、最初のきっかけと、その後の暴力の有無は、それぞれ分けて確認する必要があります。
複数の動画が拡散されて騒動が拡大
今回の特徴は、動画が一つだけではなかったことです。
X上ではPART1、PART2といった形で関連映像が投稿され、さらに別の利用者も乱闘とされる場面を紹介しています。
こうなると、情報の整理が一気に難しくなります。
例えば、最初の動画には口論の場面が映っていたとしても、別の動画が同じ場所・同じ時間に撮影されたものなのかは確認が必要です。
別々の場所で起きた騒動が、一つの事件として説明されてしまう可能性もあります。
今回のように人が密集する繁華街では、周囲の人がスマートフォンを向けて撮影することも珍しくありません。
そして誰かが動画を投稿すると、別の人が独自の説明を付け加えます。
その説明がさらに引用されるうちに、最初の投稿にはなかった情報まで広がることがあるんです。
私が気になるのは、動画を見た人が説明文まで事実だと思い込んでしまうことです。
映像と投稿者の文章は、別々に確かめたい情報なんですよね。
なぜここまで注目されたのか
今回の話題には、人の関心を引きやすい要素が重なっていました。
ハロウィンという大勢の人が集まるイベント。
大阪・ミナミという有名な繁華街。
女性への声かけをめぐるトラブルという説明。
複数人による暴力を思わせる映像。
そして、国籍に関する情報です。
こうした要素が一度に出てくると、普段は事件のニュースをあまり見ない人でも気になってしまいます。
特に「女性を助けようとした人が暴行された」という説明には、強い感情が生まれます。
誰かを助けた人が危険な目に遭ったのなら、理不尽だと感じるのは自然です。
一方、その気持ちが強くなるほど、情報の確認よりも先に怒りを共有したくなることがあります。
SNSでは、刺激の強い説明が広く伝わりやすいものです。
だからこそ、感情が大きく動いたときほど、一度情報源を確かめることが大切になります。
2026年のハロウィンは警察も警戒
実は、大阪では今回の動画が話題になる前から、ハロウィンの混雑への警戒が行われていました。
産経新聞の10月31日付の報道によると、大阪府警は戎橋やアメリカ村を中心に、警察官約240人を投入しています。
主な目的は、混雑による事故を防ぐことです。
これだけの警察官が警戒に当たっていたという点からも、当日の人出が安全対策上の大きな課題だったことが分かります。
ただし、警察官約240人が配置されていたという事実は、今回拡散された乱闘動画の詳細を裏付けるものではありません。
雑踏警備と個別の暴行事案の捜査は、別の話だからです。
事件が起きたとされる場所に警察官がいたとしても、すべての人の動きを同時に把握するのは簡単ではありません。
むしろ、大勢が集まる場所では、ちょっとした口論が周囲の人を巻き込む危険性を改めて考える必要があります。
国籍と意識不明説を検証
乱闘に関わったのは本当にベトナム人?
今回、特に慎重に扱いたいのが国籍に関する情報です。
SNSでは、乱闘に関わった人物をベトナム人だとする投稿が多数見られます。
女性に声をかけた人物も、暴行に関わったとされる集団も、ベトナム人だったという説明です。
しかし、2026年11月1日時点で、今回の乱闘について参加者の国籍を裏付ける警察の公式発表は確認できていません。
動画に映っている人の外見や話している言葉だけで、国籍を決めつけることもできません。
例えば、ベトナム語を話していたとしても、それだけで国籍が確定するわけではありません。
日本人でも外国語を話す人はいますし、外国籍の人でも日本語を話す人はいます。
そもそも、今回の動画に登場する全員が同じ国籍だったのかも分かっていません。
大切なのは、SNSでベトナム人と説明されていることと、実際にベトナム国籍だと確認されたことは違うという点です。
今後、警察の捜査や信頼できる報道で国籍が確認されれば、その段階で記事に反映できます。
現時点では断定を避けるのが適切です。
注意した日本人男性が意識不明という情報は本当?
もう一つ、大きな関心を集めているのが、男性の容体です。
今回の投稿では、女性への声かけを注意した男性が集団で暴行され、意識不明になったとする説明も出ています。
もし本当であれば、非常に重大な事態です。
何より、その男性の命や健康状態が心配になります。
ただし、現在確認できる報道や大阪府警の公開情報だけでは、注意した日本人男性が意識不明の重体になったという事実は裏付けられていません。
また、SNS上には、倒れた人物について異なる説明をする投稿もあります。
日本人男性が被害に遭ったという話がある一方で、別の人物が倒れたとする投稿も見られます。
つまり、誰が負傷したのかという基本的な部分にも不確かな情報があるんです。
ここは誤解しないでほしいところです。
意識不明という情報を確認できなかったからといって、誰も負傷していないと証明されたわけではありません。
同時に、倒れているように見える人物が映っていたとしても、その人が長時間意識を失っていたと断定することもできません。
動画から分かることには限界があります。
救急搬送の有無、医師による診断、現在の容体などは、確かな発表を待つ必要があります。
「失神」と「意識不明の重体」は同じではない
SNSで事件を伝えるとき、言葉の違いが曖昧になることがあります。
今回も「倒れた」「失神した」「意識不明」という表現が混在しています。
でも、これらは同じ意味ではありません。
一時的に意識を失った可能性と、意識が戻らない重篤な状態は、区別して考える必要があります。
さらに、動画を見ただけで失神していたかどうかを判断することも難しいものです。
転倒した直後に動かないように見える場面があっても、それだけで医学的な状態は分かりません。
逆に、しばらくして立ち上がったとしても、重大なけががないとは限りません。
頭部に強い衝撃を受けた場合などは、見た目だけで安全だと判断しないことが大切です。
私がこの話で最も気になるのは、負傷者がいたのなら適切な救護を受けられたのかという点です。
事件の映像が何回再生されたかよりも、人の命が守られたかどうかのほうが、ずっと重要だと思います。
警察の公式発表や逮捕情報はある?
2026年11月1日時点で確認した大阪府警の「事件事故の発生・検挙のお知らせ」には、10月30日までの掲載情報がありました。
今回の乱闘について、関係者の逮捕や容体を特定できる発表は確認できていません。
ただし、警察の公開ページに情報が載っていないからといって、事件が存在しなかったと判断することもできません。
事件発生から時間がたっていない場合、捜査中で詳細が明らかになっていない可能性もあります。
また、警察が扱うすべての事案が、同じタイミングでホームページに掲載されるわけではありません。
そのため現時点では、逮捕者の人数、容疑、負傷者の状態などを断定できません。
「逮捕されたらしい」という投稿があっても、それをそのまま記事に載せるのではなく、発表元を確認する必要があります。
事件を正確に伝えるなら、分からないところを分からないまま残しておく勇気も必要です。
SNSで情報が変化する理由
今回の騒動を見ていると、SNSの情報がどのように変化していくのかがよく分かります。
最初は「女性への声かけからトラブルになったらしい」という説明でした。
そこへ「集団で暴行された」という話が加わります。
さらに「意識不明になった」という、より深刻な情報が広がります。
これらがそれぞれ別の情報源によって確認されたものなのか、それとも同じ投稿を繰り返し引用したものなのかは、見極めが必要です。
複数のアカウントが同じ内容を書いていたとしても、それが独立した証言とは限りません。
一人の投稿を100人が引用しても、情報源は最初の一人だけというケースがあるからです。
特に、動画に強い見出しを付けた投稿は拡散されやすくなります。
その結果、推測だったはずの話が、いつの間にか確定した出来事のように扱われることがあります。
情報を共有する前に、元の投稿がどこから来たのかを確かめたいですね。
国籍だけで集団全体を判断してはいけない
今回の動画では、国籍に注目した投稿も広がっています。
確かに、事件に関わった人物の身元は、事実関係を把握するうえで必要になる場合があります。
しかし、仮に関係者の一部が外国籍だったとしても、それだけで同じ国籍の人全体に責任があるとは言えません。
暴力が確認された場合に責任を問われるべきなのは、実際にその行為に関わった人物です。
日本人か外国人かに関係なく、暴力は許されません。
一方で、国籍に関する未確認情報をもとに、関係のない人たちまで批判するのも適切ではありません。
私たちが考えるべきなのは、どこの国の人だったかという一点だけではなく、なぜ危険な争いが起きたのか、どうすれば同じようなトラブルを防げるのかということです。
今回の件についても、国籍の確認と行為の責任を混同しないことが大切だと思います。
動画を見た人が陥りやすい3つの勘違い
こうしたニュースを見るとき、私自身も気をつけたいことがあります。
一つ目は、動画の説明文をそのまま事実として受け取ることです。
投稿者が現場を見ていたとしても、すべての出来事を把握していたとは限りません。
二つ目は、映像の一部分だけで原因を判断することです。
撮影が始まる前に何があったのか、映像の外で誰が何をしていたのかは分からない場合があります。
三つ目は、確認されていない深刻な情報を拡散することです。
今回でいえば、意識不明や集団暴行といった言葉には強い意味があります。
重大な情報ほど、多くの人に正確に伝える必要があります。
投稿を見て心配になったとしても、まずは元の情報を確かめる。
それだけでも、不確かな話が広がることを減らせます。
ミナミの安全対策と課題
大阪市はハロウィン前から危険行為に注意
実は大阪市も、ハロウィン当日の混雑を前に注意喚起を行っていました。
大阪市危機管理室は10月29日、戎橋では公式のハロウィンイベントを開催していないことを知らせ、橋の上で暴れたり騒いだりしないよう呼びかけています。
この注意喚起は、日本語だけでなく、英語、中国語、韓国語、ベトナム語でも行われました。
さまざまな国や地域から人が集まる場所だからこそ、複数の言語で安全について伝えていたわけです。
また、大阪市は10月15日付の公式ページでも、道頓堀川への飛び込みや橋の上で飛び跳ねる危険行為をやめるよう呼びかけています。
戎橋付近は観光地として有名ですが、そこは観光客だけのための場所ではありません。
通勤や買い物、食事など、普段の生活で利用している人もいます。
誰もが安全に通れるようにすることが大切です。
なお、こうした大阪市の注意喚起は、今回の乱闘が事前に予測されていたという意味ではありません。
ハロウィンの混雑そのものに備えた安全対策です。
なぜ大勢の人が集まる場所ではトラブルが怖いのか
混雑した繁華街で怖いのは、暴力そのものだけではありません。
一つのトラブルが、周囲の人まで巻き込んでしまうことです。
例えば、狭い通路で突然誰かが走り出したらどうなるか。
人が押し合いになり、転倒する危険があります。
口論が始まって人だかりができれば、そこを通ろうとする人の動きも妨げられます。
さらに、何が起きているのか分からない人が周囲から集まることで、ますます混雑する可能性があります。
もちろん、単に人が多いこと自体が悪いわけではありません。
問題なのは、人が集まる環境で、周囲の安全を考えない行動が起きることです。
特に戎橋のような多くの人が行き交う場所では、一人の行動がほかの人の安全に影響することがあります。
今回の騒動は、繁華街のにぎわいを守るためにも、安全対策が欠かせないことを考えるきっかけになりました。
女性へのしつこい声かけを見かけたらどうする?
今回の騒動では、女性への声かけを注意したことが争いのきっかけだったという説明が広がっています。
もし実際に、誰かが困っている場面を見かけたらどうすればいいのでしょうか。
ここはとても大切な話です。
私は、困っている人を助けようとする気持ちは大事にしたいと思います。
ただし、相手を助けるために自分まで危険な状況に入ってしまうことは避けたいところです。
特に、相手が複数人いる場合や、すでに怒鳴り合いになっている場合、直接間に入ると争いに巻き込まれる可能性があります。
そんなときは、近くの店舗スタッフや警備員、警察官に知らせる方法もあります。
困っている人に安全な距離から声をかけ、本人が望むなら一緒にその場を離れることも考えられます。
ただし、相手の状況によって適切な行動は変わります。
大切なのは、助けようとする人がさらに被害に遭わないことです。
勇気を出して正面から立ち向かうことだけが、人を助ける方法ではありません。
周囲に協力を求めることも、十分に意味のある行動です。
注意したら逆上されたときの対応
夜の繁華街では、思いがけずトラブルに巻き込まれることがあります。
例えば、知人が知らない相手からしつこく声をかけられていたとします。
最初は穏やかに断っていても、相手が声を荒らげる場合があります。
そのときに、こちらも言い返してしまうと、さらに状況が悪化することがあります。
もちろん、相手が威圧的な態度を取ったことを正当化する必要はありません。
ただ、安全を優先するなら、言い争いを続けるより、その場から離れることを考えたいです。
特に相手が複数人いる場合は、無理に説得しようとせず、距離を取ることが重要です。
逃げられる方向を確認し、近くの店舗や人のいる安全な場所へ移動する。
必要があれば警察に通報する。
こうした行動は決して弱い選択ではありません。
自分や周囲の人が無事に帰ることが何より大切だからです。
「友達を守りたい」が危険につながることも
私は今回の話を見て、もう一つ考えたことがあります。
それは、誰かを守りたいという気持ちが、危険な状況では裏目に出ることもあるという点です。
例えば、友達が知らない人と口論になっていたら、すぐに駆け寄りたくなりますよね。
でも、その場で感情的に相手を責めると、争いが大きくなる可能性があります。
まして、相手がすでに暴力的な行動を取っている場合、直接止めに入ることには危険が伴います。
こういうときに大切なのは、自分一人ですべてを解決しようとしないことです。
周囲の人に助けを求める。
警備員や警察官に状況を伝える。
安全に離れられるなら、友達と一緒に距離を取る。
そうした方法もあります。
自分がけがをしてしまったら、助けたい相手を守ることも難しくなります。
人を助ける気持ちと、自分の安全を守る判断は、どちらも大切なんです。
倒れている人を見かけた場合
もし路上で人が倒れているのを見かけた場合、まず周囲の安全を確認することが必要です。
暴力行為が続いている場所なら、無理に近づかず警察へ通報します。
一方、安全を確保できる状況で、倒れている人が呼びかけに反応しない場合は、119番に通報し、救急車を要請することが大切です。
呼吸が正常でない場合などには、救急指令員の指示に従い、胸骨圧迫やAEDの使用など必要な対応を行います。
その際、できれば近くにいる人にも協力を求めたいです。
誰か一人だけで対応しようとする必要はありません。
また、意識がない人を無理に立たせたり、飲み物を飲ませたりしないようにします。
映像を撮影するより先に、救護が必要かどうかを考える。
その意識があるだけでも、緊急時の行動は変わるはずです。
警察への相談と緊急通報の違い
大阪府警では、緊急の事件や事故が発生した場合は110番を利用するよう案内しています。
一方、緊急ではない防犯相談などには、警察相談専用電話の「#9110」が用意されています。
例えば、目の前で人が殴られている、危険な人物が暴れているという状況であれば、緊急通報が必要です。
反対に、以前から困っていることがあり、防犯上の相談をしたい場合などは、相談窓口を利用できます。
どちらを利用する場合も、できる範囲で現在地や周囲の目印、起きていることを落ち着いて伝えることが大切です。
自分で犯人を追いかけたり、危険な場所へ戻って証拠を集めたりする必要はありません。
まずは安全を確保することを優先しましょう。
撮影する人が増えると危険も増える
今回のような騒動では、現場の映像がSNSで広がることがあります。
動画が事件の解明に役立つ場合もあるため、撮影した映像そのものに意味がないわけではありません。
ただ、撮影のために危険な場所へ近づいたり、人の通行を妨げたりするのは避けたいところです。
また、倒れている人の顔や私的な情報がそのまま公開されると、本人や家族に新たな負担を与える可能性があります。
必要な証拠を持っている場合は、警察に提供するという方法もあります。
特に、誰がどのような行動をしたのか不明な段階で、動画に映る人物の名前や勤務先などをSNSで探し出そうとする行為には注意が必要です。
誤った人物が特定されれば、無関係の人が傷つくこともあります。
動画を見た側にも、情報をどう扱うかという責任があるんです。
大阪のハロウィンは危険なイベントなのか
今回の騒動を受けて、ミナミのハロウィンそのものを心配する人もいると思います。
確かに、大勢の人が集まる場所では、混雑や迷惑行為への対策が必要です。
一方で、当日のミナミでは仮装や写真撮影を楽しんでいる人たちの姿も報じられています。
乱闘とされる動画が拡散されたからといって、訪れた人すべてがトラブルに関わっていたわけではありません。
マナーを守って楽しんでいた人も大勢いたはずです。
だからこそ、一部の危険行為とイベント全体の価値を分けて考えたいところです。
ハロウィンは、いつもと違う服装を楽しんだり、友達と写真を撮ったりできる特別な日です。
その楽しさを守るためにこそ、周囲への配慮と安全への意識が必要になります。
来年以降のハロウィンで考えたいこと
今回の出来事から、来年以降に向けて考えたいこともあります。
まず、人が集中しやすい場所では、通行の安全を確保することが重要です。
道路や橋の上は、イベントを楽しむ人だけでなく、普段の生活で通る人も利用します。
人が立ち止まって通路をふさいでしまえば、別の人が通れなくなる場合があります。
次に、トラブルが起きたときに、近くの警備員や警察官へすぐに知らせられる環境も大切です。
そして、参加する側にもできることがあります。
お酒を飲んでいても、周囲の人に迷惑をかけないこと。
知らない相手が嫌がっていたら、それ以上接触しないこと。
口論になった場合は、無理に争いを続けないこと。
困っている人がいたら、安全な方法で助けを求めること。
特別な準備がなくても、一人ひとりの行動で危険を減らせる部分はあります。
大勢が集まる日だからこそ、誰か一人の盛り上がりだけでなく、みんなが安全に帰れることを大切にしたいですね。
本当に注目すべきなのは国籍よりも暴力の有無
今回の騒動では、外国人という言葉に注目が集まりました。
でも、私が一番大切だと思うのは、誰がどこの国から来たかだけではありません。
実際に暴力があったのか。
負傷した人はいるのか。
被害に遭った人は適切な救護を受けられたのか。
関係者の行為について、正確な調査が行われるのか。
まずは、そうした点を明らかにすることが重要です。
もちろん、捜査によって国籍が確認されることはあります。
しかし、国籍は暴力を正当化する理由にも、無関係な人への批判を正当化する理由にもなりません。
日本人でも外国人でも、相手の安全を脅かす行為は許されない。
その考え方を大切にしながら、事実関係が明らかになることを待ちたいと思います。
まとめ
2026年10月31日の大阪・ミナミでは、ハロウィンの混雑の中で乱闘とされる動画がSNS上に拡散し、多くの人の関心を集めました。
動画とともに、外国人とされる男性が日本人女性に声をかけ、注意した男性との争いに発展したという説明が広がっています。
さらに、集団暴行や男性が意識不明になったという情報も投稿されています。
しかし、2026年11月1日時点で確認できる情報だけでは、関係者の国籍、争いに至った詳しい経緯、負傷者の容体などを断定することはできません。
今回の騒動について、特に押さえておきたいのは次の点です。
– 乱闘とされる動画がSNSで拡散し、女性への声かけが発端だったという説明が広まった
– ベトナム国籍という情報や、日本人男性が意識不明になったという情報は、現時点では裏付けが確認できていない
– 大阪府警は当日、戎橋やアメリカ村周辺を中心に約240人の警察官を投入して警戒していた
– 大阪市はハロウィン前から、戎橋などでの危険行為をやめるよう呼びかけていた
もし誰かが実際に暴力を受けたのであれば、適切な救護と事実関係の解明が何より重要です。
そして、同じようなことが繰り返されないよう、安全対策について考える必要があります。
私たちも、SNSで衝撃的な動画を見たときほど、映像で確認できることと、投稿者が説明していることを分けて受け止めたいですね。
最後に、今回の件で私が一番伝えたいことがあります。
それは、困っている人を助ける気持ちを大切にしながら、自分自身の安全も守ってほしいということです。
誰かを守るために、必ずしも危険な相手と直接向き合う必要はありません。
周囲に助けを求めることも、警察へ知らせることも、大切な行動です。
そして、ハロウィンを楽しむ人たち全員が、安心して帰れる街であってほしい。
今回の騒動が、誰かを一方的に非難するだけで終わるのではなく、繁華街の安全について考えるきっかけになることを願っています。
今後、警察による発表や新しい事実が明らかになった場合は、その内容を確認したうえで情報を更新していく必要があります。
※この記事は2026年11月1日時点の公開情報をもとに作成しています。未確認のSNS投稿については、事実として断定していません。
参考記事・公式情報
大阪ミナミのハロウィンで外国人?集団が大乱闘…(S)
https://sn-jp.com/archives/300805
大阪・道頓堀でハロウィン、仮装した人らで戎橋が大混雑(OSAKA STYLE)
https://osaka.style/news/78604/
今年のハロウィン本命は大阪か、ミナミの乱闘とだんじり騒動(coki)
https://coki.jp/article/column/96948/
大阪市によるハロウィンの注意喚起(TRILL)
https://trilltrill.jp/articles/5132951
道頓堀川への飛び込みや戎橋などの橋上での飛び跳ねはやめましょう(大阪市)
https://www.city.osaka.lg.jp/kensetsu/page/0000449103.html
事件事故の発生・検挙のお知らせ(大阪府警)
https://www.police.pref.osaka.lg.jp/jiken/jiko/index.html
警察相談室(大阪府警)
https://www.police.pref.osaka.lg.jp/sodan/4523.html

