パニック障害の彼氏と付き合って将来が見えず、結婚は流石に辛いと思っている方はいますか?
別れを切り出そうとしても、精神的に不安になって暴走してしまう彼氏に戸惑いを隠せなかったり、長い付き合いの為なかなか別れにくいという人はそのまま記事を読み進めてください。
結婚を考えたパニック障害彼氏との出会い
親しい友人たちと定期的に飲み会をしていたのですが、ある日、友人の一人が、「知り合いを連れてくる」と言い、飲み会に連れてきました。
私は、その友人が連れてきた彼に一目ぼれしました。
始めは、その友人と付き合っている人らしいってことで、遠慮していましたが、別れたと聞き、告白し、付き合うことになりました。
元々付き合っていた友人からは、「絶対、苦労するから別れたほうがいいよ?」そう言われていましたが、何のことかわからず、ただのやきもちだと思い、気にしていませんでした。
私のことを凄く思ってくれる素敵な彼氏ということや、年齢のことも考えて将来は「結婚」をしたいとも思い始めたくらいです。
しかし、付き合ってから半年くらいすると、その言っていた意味が分かり始めたのです。
一緒に、電車に乗っているときやバスに乗っているとき、動悸、呼吸困難、めまいがよく起こり、「早く降りたい」と何度も言う彼に付き合い、降りようと思っていた駅まで行かずに降りないといけなかったり、仕事に行っていても、途中で早退するのが多く、生活するお金が足りなかったりとしだしたのです。
彼は、パニック障害でした。
そんなそぶりもなかったので、知らずに付き合ったのですが、彼がパニック障害とわかっても、彼のことが好きなのは変わらなかった私は、何とか彼の役に立とうと頑張っていました。
パニック障害の彼氏がめんどくさいと思う3つの理由。
結婚を考えた彼氏でもパニック障害だと付き合いが難しいと感じることも多いです。
私の中で何が一番めんどくさかったのか紹介したいと思います。
一緒じゃないと外出できない
私が一緒じゃないと、買い物にも、用事にすら行けません。
人が多いところが苦手なので、対応できる人がそばにいないとだめなのです。
しかし、理解がある人ばかりではないので、必ず、私が一緒に行っていました。
私も仕事をしていたので、彼にばかり合わせることもできませんでしたが、一緒じゃないと外出が出来ないので、買い物だったり、必ずしなければいけない用事があったりと、彼に合わせて時間を作らなければいけませんでした。
そのために、自分の用事は後回しになってしまって。
後から、バタバタと時間に追われてしまいといけませんでした。
過呼吸になってしまう
彼は不安になったり感情が高ぶると過呼吸になってしまいます。
もし過呼吸になると、その対応に追われます。
不安を感じないように「大丈夫だよ」とか「私がいるから、安心して」とか声をかけたり、呼吸のタイミングを教えてあげたり、袋を用意してあげたりと、こっちも疲れてしまいます。
過呼吸を起こさないために、どういう風にしたらいいのかとか調べました。
いろんな方法をネットで調べたり、専門の医者に聞いたりして、お金がない彼のことも考え、お金がかからないようにできる方法を考えていました。
一時的に良くなったとしても、すぐに再発してしまう。その状態にストレスを抱くことがよくありました。
閉鎖的空間での対応が大変
パニック障害の発作が起きたらと思い、必ず乗り物に乗るときや部屋にいる時は出口の近くに彼がいるようにしていました。
しかし、隣にいてそこを通らないといけない時はいちいち、「通るから、ちょっとどいてくれる?」と、声をかけないといけない。また映画館では真ん中の良い席で鑑賞したい私に対し、彼は出口に近い席ではないと不安が高まってしまい気を使ってしまいます。
席に関しては最悪許せたとしても、突然の発作でその場から帰りたいと言われる場合はストレスを感じることが多いです。
他にもたくさんありますが私が感じた不快感は上記の3つになります。
別れる為の使った3つの方法
別れを告げるとパニック発作を出してしまう彼に対して行ったことは3つ。
私が使った方法を紹介したいと思います。
「もう会わない」とはっきりと言い、絶対に会わなかった
パニック障害の彼と別れることを決めたときには、彼を何度も傷つけるようなことはしてはいけないと思い、はっきりと会わないことを伝え、それから何度会いたいと言われても会いませんでした。
彼と付き合っていてわかったことなのですが、別れ話を何度もすると、そのたびに彼が傷ついてしまい、パニック発作が出てしまうので、彼もつらい思いをします。
なので、一度決めたらそれを曲げず、会わないと言ったら会わないことを徹底しました。
パニック障害の専門の医者を紹介した
パニック障害が治ると聞いた私は、彼が一人でも、人がたくさんいるところに行けるように専門の医者を紹介し、治療をすることを勧めました。
そうしなければ、いつまでもパニック障害ってことで、一人で外出できず、何もできない人になってしまうと思ったからです。
「一人で行動ができるようになれば、誰に頼らなくてもいいんだよ?」
そう言って、彼が悩んでいることを解決させてあげることを約束しました。
そうすれば、私と別れてもなんとも思わないと思ったのです。
電話番号を変えた
不安になると、夜でも、昼でも、時間に関係なく電話をしてきていたので、始めは、私も対応していましたが、次第にそれがつらくなってきました。
私が仕事で取れなかったりしても、何度もかかってきていたので、一度「仕事中はあまりかけないでね?」と言うと、不安に駆られた彼が、会社まで押しかけてきたことがありました。
別れると決めたとき、彼のことだから、何度も電話してくると思い、電話番号を変えました。
「もう話す気はないよ」というのを、彼に分かってもらうために。
彼を傷つけるとは思いましたが、強くなってくれていると信じて。
まとめ
パニック障害を持っていても、彼の心が優しいのはわかります。
人に気を使うことができる・人のことを考えた行動ができる。
だからこそ、パニック障害になってしまったんだと思います。しかし、優しすぎてもいけないと思います。まわりからは、いい人って思われても、自分自身が出来ないことが増えていき、自信がなくなっていってしまうんです。
人が一緒じゃないと外出できない。たくさんの人がいるところが怖い。不安に耐えきれない。
そういうパニック発作が現れると、本人ではどうにもできなくなるようです。
だから、人に頼ってしまいがちになります。
でも、だからと言って、いつまでもそういうわけにはいきません。いつかは、一人になることもあるのです。パニック障害の人は、結婚にも自信がありません。
自分のこともできないのに、人の人生もなんて。そう思っている人が多いからです。
もし、別れることを決めたら、彼を傷つけるのが少なくなるように、はっきりとさせましょう。
ズルズルしていたら、何度も彼を傷つけてしまいますから。
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