パニック障害だと知らずに付き合ってしまい、めんどくさいからその彼女と別れたい。
彼女の気持ちを考えると、発作で苦しんで可哀想だし辛そうだとは思います。しかしそれ以上に自分の精神面が辛くなってしまった経験はありませんか?
今回はパニック障害彼女と別れる対処法を教えたいと思います。
パニック障害彼女との出会い
職場でたまたま帰りがいっしょになったからと、付き合いからと付き合いはじめた彼女はパニック障害だったのです。
パニック障害の発作をはじめて見てから、親身になって話を聞くようになったことがきっかけでした。
はじめての発作に大変心配してしまったということですが、辛いことをを繰り返す話す彼女でした。
このことがきっかけで付き合い始めたのですが、「好き」とかいう気持ちはなく生きることに励ますためともいえる付き合いでした。
付き合っていくうちにも、パニック障害のほかにもうつ傾向がみられる彼女は、高校時代から自虐行為を繰り返していたようでした。
気に要らないことがあれば、自分といるときでもすぐに発作を起こす彼女でした。
発作の具合では別人格と思えるほど、暴れる、刃物を持ち出すなど繰り返していたのでした。
病気を治さないとと病院を予約しておいても、極端に病院嫌いの彼女は約束をまもらず逃げる始末でした。
夜は深夜に電話されたり、こちらが身体がボロボロになったというイメージが強いです。
もう、限界なので本気で彼女と別れるつもりなのですが、一言切り出してしまうと暴れまわってしまうのがとても恐ろしく感じます。
自分でもどうしたらよいのかがわからず、途方に暮れているところです。
パニック障害の彼女がめんどくさいと思う理由
パニック障害の彼女がなぜめんどくさいと思われてしまうのか?
めんどくさいと思われる理由をいくつか解説していきたいと思います。
接し方が分からず困惑
付き合っている彼女がパニック障害だとわかったら、彼女に対してどう接したらよいのか迷ってしまう人も多いかもしれません。
書籍などを読んで理解したつもりでも、実際にお付き合いしてみるとその繊細な扱いに大変さを感じる人もいることでしょう。
パニック障害の彼女に対して「何かしてあげたい」と手を差し伸べるのはいいのですが、なかなか自分の方が心も体もボロボロになりそうで怖いという方も少なくないようです。
一般的なデートがしにくい
パニック障害になると広場恐怖と呼ばれる症状があります。
一度パニック発作を起こした場所や、たくさんの人混み、エレベーターなどの閉鎖的空間、長距離の移動など人によって苦手な部分が様々。
その為一般的なデートが出来ず、外出が好きな男性にとってはストレスの原因になるかもしれません。
またいつ体調を崩すか分からないので、待ち合わせの日にちや時間を決めてもやっぱり難しいとなってしまう場合も。
電話やメールの数が異常
パニック障害を持っている人の中で、異常に着信やメールを送ってしまう人もいます。
発作の時に1人だった場合はもちろんのこと、急に不安感が増してしまった時に連射されることも。
自己否定や人依存しやすくなっている患者は多く、「彼氏に嫌われたらどうしよう」「発作がきたらどうしよう」といった不安や寂しい気持ちを紛らわせる為に行われていると思われます。
連絡がマメに返せない人にとっては苦痛でしょう。
上記がめんどくさいと思われる主な原因だと考えられます。
パニック障害彼女との付き合い方
パニック障害彼女との付き合い方で一番大事なのは接し方になります。
まずはパニック障害の知識をきちんと身につけることが大事です。書籍で読んだり、精神科医にいって一緒に話を聞くなどして病気について知っていきましょう。
一般的なデートが出来ない場合でも、行ける範囲で面白い場所を探索して新しいことを発見したり、彼女が行けなかったところが行けるようになった喜びを一緒に分かちあえることができます。
これはパニック障害彼女と付き合っているからこそ味わえる喜びです。
不安になれば電話をかけてくるというのは、誰にでもありがちなことです。ただ、夜中に何回もかける、迷惑がわかっていてかけるというのは、自分の感情を抑えきれない場合もあります。
パニック障害彼女は彼氏の声を聞くだけで落ちつくと感じている人もいます。自分に頼ってくれていると思うことや、連絡の頻度を少しだけ減らしてみることで負担は軽減されると思います。
しかしどんなに大事だった彼女でも、パニック障害の人と付き合うということの大変さを感じ、完治する前に耐えられなくなってしまったという場合もあります。
パニック障害彼女と付き合い続けるリスク
しばらく付き合ってみたからこそ、分かってくる部分も多いかもしれません。
パニックがとまらないまま彼女に付き合うことで自分もネガティブ思考やパニック発作のような症状になってしまったことがあります。
一生パニック障害の彼女と付き合うか、自分を守るためだと決めて思い切って一度離れてみるのもいいかもしれないです。
今後も付き合うのであれば病院などをすすめてみて「いっしょに治そう」という気持ちがないといけないかもしれないです。
中途半端な覚悟なら関わることをやめた方がお互いの為にもなります。
しかし円満に別れにくいカップルは多いです。
パニック障害彼女と別れる方法
円満に分かれる方法なんてあるの?と思ってしまう人もいるかもしれませんが、やはりそう簡単にいきません。
とくに相手が彼氏にどっぷりと依存しているほど難しいです。
症状の違いはありますが、パニック障害彼女と別れる方法を紹介したいと思います。
自分の気持ちを素直に伝える
パニック障害を持っている彼女でも、自分の気持ちをはっきりと伝えることでこちらの気持ちも理解してくれ、すんなり別れてくれる場合もあります。
彼氏にも自分の人生がありますから、限界がきたら仕方がありません。
当然彼女は辛い思いをするでしょうし、発作を出してしまうかもしれません。それでも時間が解決してくれるのを待ちましょう。
円満に別れるには誰かを介して
もし自分の気持ちを素直に伝えてもどうしてもダメな場合は、先輩に相談したり、上司にも相談してみてはいかがでしょうか?
もしかしたら同じような経験をした人がいるかもしれません。
また彼女の家族や友達に相談して一緒に伝えるといいかもしれません。パニックになったとしても周りの人が対応してくれる場合、突然不安定になっても気を紛らわせることが出来ます。
強行突破をする
別れ話を切り出すとヒステリックになったり、自暴自棄になったりする場合もあるかもしれません。ひどい場合勤め先に突撃されたり、自宅の前で暴れたりストーカーのようになってしまう恐れも。
少し強行突破にはなりますが、何をしても別れられない場合、別れを切り出した後連絡先をブロックし何かあったら警察に頼るという手段をとること。しばらく大変だと思いますが、数ヶ月は我慢して彼女の気持ちが治ることを待つ必要があります。
情で負けてしまい、また付き合うとさらに依存度が増して彼氏は自分を追い込んでしまうことも。
恋活、婚活、再婚、シンママ婚、年の差婚など、
お一人お一人の 色々な恋と婚活を応援いたします!
まとめ
彼女がたびたび、パニック症状を彼氏の前で見せているのであれば、家族みたいに心を開いている部分もあるのかもしれません。
パニック症状を別の視点から捉えてみると、別の彼女も見えてくるかもしれません。
ただ、彼女といると苦痛だけになってくるのでは、はっきりといえば彼氏にも何らかの負担がのしかかっているみたいに見えてきます。
彼女のいいところがあれば、それを認めてあげるか、反対に「パニック障害があるから」ときっぱりと付き合いをやめてしまったほうがよさそうです。
自分よりもうまくパニック障害彼女を世話してくれる人が見つかるかもしれません。
パニック障害は誰と関わるかによっても、回復スピードも大きく変わってきます。お互い幸せになれる決断をしっかりととれることを祈ってます。
パニック障害で恋愛して彼女や彼氏はできるのか?どこで見つければいいの?こちらの記事もおすすめです。