パニック障害で美容院に行きたくてもいけない方がいます。
とくに皆さん口をそろえてシャンプーが一番怖いという方が多いです。
対処法はあるのでしょうか?
知らないと後悔するパニック障害の原因や対処法はどうのようなことがあるのでしょうか?
パニック障害で美容院に行けない対処法を知る前に、パニック障害ってどんな病気なの!?
パニック障害で美容院のような閉鎖的空間にいけなくなる場合がある場合があります!
パニック障害ってどんな病気なのでしょうか?
最近よく耳にする「パニック障害」という言葉。
突然息が苦しくなったり、めまいがしたりなどの発作を繰り返す病気です。
若い女性に増えているだけに、興味を持つ人も多いよう。
ここでは、発作が出たときの対処法や自分でできる予防法、病院での治療・薬についても詳しくご紹介します。
パニック発作が繰り返されます
ある日突然、動悸や呼吸困難などの発作が起こり(パニック発作)、その発作が何度も繰り返される病気のこと。心臓がドキドキしたり、息が苦しくなり、「死ぬのではないか」という恐怖を感じます。
発作自体は10~30分ほどで治まりますが、発作がないときも、「あの苦しい発作がまた起きるのではないか」という不安にさいなまれるようになり、その不安がまた新たな発作を引き起こす、という悪循環に陥ってしまいます。
上記がパニック障害の説明になります。
これらを踏まえた上で、なぜパニック障害患者は美容院にいけなくなってしまうのでしょうか?!
パニック障害で美容院に行けなくなる原因とは!?
パニック障害の方でなぜ美容院に行けなくなってしまうのでしょうか?
その原因はどのようなことなのでしょうか?!
閉鎖的空間による予期不安
カットだけではなく、カラーリングをしたりマッサージをしたりすると滞在時間が長くなってしまいます。
このようなことが起こってしまうと、美容院で発作が起きてしまったらどうなってしまうのだろうか!?
という思考が生まれ、予期不安が起きてしまいます。
美容院の中にいればいるほど、症状が強くでる可能性があります。
薬が飲めない不安
一度美容院で髪を切り始めたらなかなか薬を飲める状態ではありません。
不安が出やすい状態なので、混乱してしまう方は多いです!
美容師さんに対する反応
美容師さんがパニック障害についての理解が少ないことがあります。
なので安心してその場に滞在することが出来ない場合があります。
発作に対するトラウマ
一度髪を切っている時に、発作が出てしまった場合それがトラウマとなり行けなくなるケースもあります。
このようなことが原因で、美容院に行けなくなってしまうパニック障害の患者が増えているようです。
ではどうしたらいいのでしょうか?!
パニック障害で美容院に行けるようになる対処法とは!?
パニック障害で美容院に行けるようになる対処法はどうすればいいのでしょうか?
こちらをご覧下さい。
シャンプー台にバックウォッシュというタイプ
美容院での手入れの中でも、パニック障害の人が苦手とするのが、シャンプーです。
頭皮や髪をシャンプーしてもらうこと自体が怖いというのではなく、シャンプー台に乗ることに強い抵抗感を覚えるのが普通です。
シャンプー台に乗ると、動けないという圧迫感を感じること、シャンプーしてもらう際に多くの美容院では顔にガーゼをかけること。
この2つが、シャンプー台への恐怖心につながっているようです。
美容院の中には、シャンプー台にバックウォッシュというタイプを採用しているところもあります。
バックウォッシュなら、斜めに寄りかかれる姿勢でシャンプーをしますので、前が見えます。ガーゼで視界を遮ることもしません。
どうしてもカラーやパーマをしたいという時には、シャンプーを欠かすことはできませんので、シャンプー台にバックウォッシュを取り入れているお店を選ぶようにしましょう。
カットだけにする
カラーやパーマをしなくても良いという場合は、カットだけにするという方法もあります。
美容院に行く前に自宅でシャンプーを済ませておき、カットが済んだ後、「今日は時間が無いので、流すのはけっこうです。」と断るのも良いでしょう。
ただし、毎回となると、この言い訳では不自然に感じられると気になることでしょう。
調子が悪い時期には、カット専門店に行くのもオススメです。
1080円でカットだけしてくれるお店なら、順番待ちをしている時間、自分のバッグは手元に置くことができますので、具合が悪くなりそうなら、持ち歩いている頓服を気づかれずに飲むことができます。
カットの時間も、約10分と短いので、圧迫感を感じることもほとんどありません。
美容師さんにカミングアウトする
パニック発作がひどく、行きつけの美容院に通い続けることが心理的に負担になるようなら、お店自体を変えることも必要でしょう。
しかし、カットだけにしても、好みのスタイルにするには、美容師さんに説明をしたり、美容師さんの質問に答えたりしなくてはなりません。
毎回そうした説明をすることに疲れることもあります。
いろいろ説明しなくても自分の顔に合わせた髪型を考えて上手にカットしてくれるお気に入りの美容院があったら、ぜひ美容師さんに自分がパニック障害に悩まされているということをカミングアウトしてみましょう。
自分が考えているほど、奇異に感じられることはないはずです。
できれば、店長さんと担当者の両方に自分の状態を説明しておきましょう。
辛くなったら休ませてもらったり、頓服を飲ませてもらったりしましょう。
いかがでしたでしょうか?
少しでもお役に立てたら幸いです!