パニック障害の人にプレゼントをあげたいと思っている方はいますか?
せっかく誕生日プレゼントをあげるなら喜んでもらえる物がいいですよね!
本人が欲しいと言っていたものをあげることが一番喜びますが、好みが全く分からない場合どうしたらいいでしょうか!?
今回は患者に誕生日プレゼントをあげることで得られる効果や、渡したら喜んでもらえるプレゼントを紹介したいと思います。
パニック障害患者にとって誕生日プレゼントは宝
自己肯定感が低くなっている精神状態「自分なんて」「価値がない人間だ」と憂鬱になっている時に些細なプレゼントはとても効果的です。
純粋な「愛情表現」や、「喜ぶ顔が見たい」からという理由があれば動機としては十分です。
そしてプレゼントにお金をかける必要もありません。
患者は自分のことを気にかけてくれるだけで嬉しい気持ちになります。
パニック障害患者の誕生日にプレゼントをあげる事によってどのような効果が生まれるのでしょうか?
パニック障害患者の接し方も確認しておいてください。
パニック障害患者に誕生日プレゼントをあげると得られる効果
患者にプレゼントをあげることによってどんな効果があるのでしょうか?
自己肯定感が上がる
自分を無価値と考えている患者は「自分は愛される価値のない人間」という膜を張ってしまっている可能性が。
プレゼントを渡すことにより存在価値を見出すこともあります。
「自分の為に選んでくれたんだ」という感情は患者にとってはお薬と同じ。
幸福感に満ち溢れることでしょう。
孤独感が減り安心感が増す
プレゼントを渡しす愛情表現は、「自分は愛されている」ということを認知させることができます。
嫌われてしまうことに臆病になっている患者もいます。
孤独感が減り、「こんな自分にもプレゼントをくれるような人がいる」という安心感を与えます。
幸福度も大きく上がることでしょう。
心を開きやすくなる
同じ品物を身につけたり、プレゼントを通して患者とふれあう回数が多いほど、相手に対して好意を抱きやすくなリます。
つまり気軽なコミュニケーション手段のひとつとして、プレゼントはとても有効といえます。
心を開きやすくなった患者は、ストレスをコミュニケーションによって発散することができ、精神の安定を保つ効果も。
ではどのようなプレゼントを渡せばいいのでしょうか?
パニック障害患者に効果的なプレゼントは?
パニック障害患者に誕生日プレゼントを渡すとしたらどんなものがいいのでしょうか?
プレゼントを渡す時のポイントはこちら。
以前から欲しいと言っていたもの
プレゼント効果を高めるためには、品物選びがとても重要です。
その一つとして相手が本当に欲しいものをリサーチしておくことと、相手の苦手なものも把握しておく。
以前から欲しいと言っていた物を渡すことは、非常に嬉しい事です。
欲しいものをあげることが一番効果が高いです。
たとえ、それが自分の価値観にあってなくても、本人の要望に答えてあげれた事が一番嬉しい事だと思います。
会話の中で探り出したり、好みをしっかりと把握しておきましょう。
自律神経を整えるアイテム
欲しいものが分からない場合は、健康アイテムもいいでしょう。
パニック障害の事を勉強していくと、運動することや自律神経を整えることが大事ということが分かります。
患者は自分の病気の事を理解しようと勉強してくれることに対してとても好感を持ちます。
香りから自律神経を整えるアロマのグッズ、家で出来る運動グッズ、温泉の素などもいいでしょう。
プレゼントを選んだ理由に「自律神経が整って病気が少しでも軽くなる効果がある」などの言葉を追加してあげることで喜びは倍増。
無理に押し付けるような感じではなく「もしよかったら使って」くらいの感覚がベスト。
ギフトカード
患者は仕事が出来なくてお金に困っている場合もあります。
働きたくても働けない状態。
パニック障害は障害年金の対象外なので国からの援助もなかなか受けづらいです。
現金をそのまま渡すという行為は、プレゼントしたという感覚にならないと思いますので、ギフトカードにするとありがたいと思います。
患者に選択の自由を尊重できるので、失敗はないでしょう。
いかがでしたでしょうか?
プレゼントを渡すことで得られる効果、プレゼントを選ぶポイントについて紹介してきました。
自分の損得勘定ではなく、相手が喜んでくれることをいちばんに考えることが大切です。
相手のことを思ってていねいに選んだプレゼントは、結果としてよりよい効果をうみだします。
お互いの関係をより良好に築いていくために、ぜひ参考にしてみてください。
パニック障害についてまだよく分からない方は、こちらの記事をご参考に。