パニック障害になると被害者意識が根強く残る場合があります。
「あいつのせいでこうなった」
「あいつがあんなことしなければ」
「あいつばっかりずるい」
こんな感情を感じたことはありますか?
被害者意識を強く持ちすぎているとパニック障害の治りが遅くなる可能性があります。
パニック障害は被害者意識はどうしてもってしまうのか?
パニック障害になってしまうと、突然強い発作や、動悸や目眩が巻き起こります。
患者はとても辛く苦しい症状を体感することになります。
その結果、病気になったせいを周りや環境のせいにする恐れがあります。
強く被害者意識を覚え、怒りや憎しみや憎悪が増しそれらの感情が、自分自身も苦しませてしまうのです。
仮にパニック障害になってしまった原因が、会社の上司や、恋人、家族、友達だったとしても被害者意識をずっと引きずっていてはいけないのです。
パニック障害は被害者意識をなくす事で改善する準備が整う
パニック障害になってしまい、被害者意識が湧くことはもちろんあります。
実際私自身も、環境や人のせいにしいつまでも引きずってしまった経験があるからです。
しかしこの被害者意識がどんどん強くなることで、自分自身を苦しませている原因でもあったのです。
被害者意識を感じることはいいのですが、どこかで辞めないとずっと前には進めません。
この意識がなくなることでこのような感情が芽生えてきます。
病気を受け入れ前向きな気持ちに切り替わる
恨みは人を立ちどまらせます。
被害者意識をなくすことで病気を受け入れる準備ができ、始めてパニック障害と向き合う事が出来ます。
余分なストレスがなくなる
被害者意識をしていると、常に誰かを恨んでしまう状態が続いてしまいます。
それだけでストレスを感じてしまい、症状を悪化させてしまう恐れがあります。
早い段階で、自分にも原因があったかもしれないという感情や、病気になったおかげで得れたものを感じてください。
治療に専念できる
パニック障害の治療にしっかりと専念することが出来ます。
被害者意識をして誰かを恨んでしまっていても、もしかしたらその方が大事な支えになる可能性もあるのです。
治療に専念できる環境を整える事で、パニック障害の早期回復に繋がるのです。
パニック障害は被害者意識をなくすにはどうすればいいの?
自分の心をコントール出来るようにする
誰もが他人をコントロールすることが出来ません。
しかし自分をコントロールすることは訓練によってできるようになります。
あなたの考え方を少し変えるだけで、マイナスな出来事もプラスに捉える事が出来ます。
相手に何を思われようが気にしない癖をつける
被害者意識になってしまうのは、他人は他人、自分は自分という考え方が身に付いてない可能性があります。
常に誰かと比べて比較していませんか?
自分は自分という意識を強く持ってください。
常に誰かに愛されている事を知る
あなたは誰かに愛されていることを知ってください。
仮にあなたの事を嫌いな人間がいたとしても、あなたのことを本当に大事に思ってくれている人が側にいることを忘れないで下さい。
被害者意識になるより、今そばにいる大切な人に目を向けましょう。
あなたを優しくサポートしてくれるはずです。
いかがでしたでしょうか?
少しでもみなさんのお役に立てたら幸いです。