パニック障害で苦手な言葉はあるの?周りの人はどうすればいいの?
パニック障害になると健康状態の時にはあまり感じないような言葉でも敏感になってしまう時があります。
言葉のかけ方でショックを受けたり、具合が悪い時にさらに悪化さしてしまうような言葉をかけるのは非常に辛いです。
私自身も健康状態の時は、うつや精神病は気の持ちようと思っていました。
しかし自分が、いざパニック障害という病になった時改めて、気の持ちようではなく脳の病気なのだと感じる事が出来ました。
パニック障害で苦手な言葉はなに?
さきほども書きましたが、患者にならないと分からない事が沢山あります。
僕もまったく分かりませんでした。
だからこそ周りの人はパニック障害の人に関わる時は十分に言葉に注意してください。
ある程度回復して元気であるようなら、まだ大丈夫かもしれませんが、発症当初のころは周りの人達の些細な言葉のかけかたで体調にも影響する場合があります。
健康時に僕はこんな事を思っておりました。
・精神病になっている人は、気が弱い人だ!
・精神病になっている人は、怠け者だ!
・精神病になっている人は、頑張りが足りない!
・精神病になっている人は、甘え過ぎだ!
精神病の方が周りにいたため、直接本人にはいいませんでしたが、心の中ではこのような事を思っていました。
今思えば本当に最悪なやつだったと思います。
患者側と、周りの人側と僕は両方体験しているのでお互いの気持ちが非常に理解できます。
だからこそ挑発的な言葉は、ついつい言いたくなってしまう気持ちも分かります。
そして、患者さんにとって非常につらいことも知っています。
だからこそ健康な人が気をつけて頂く事が重要になります。
・精神病になっている人は、気が弱い人だ!
このように思っている方は間違いです。
気が弱いではなく心が優しいからなりやすいんです。
自分を犠牲にしてまで人の事を考えてしまう性格をもっています。
間違っても使わないで下さい。
・精神病になっている人は、怠け者だ!
このように思っている方は間違いです。
怠け者ではなく頑張り屋さんだったから今休憩中なんです。
そもそもパニック障害になりやすい性格の人は、頑張り屋さん、責任感が強い、このような人がなりやすいでs。
パニック障害になってしまった方の体験談を聞くと、仕事を頑張り過ぎてなってしまった人が多いです。
間違っても使わないで下さい。
・精神病になっている人は、頑張りが足りない!
このように思っている方は間違いです。
パニック障害になると、常に次の発作がいつやってくるのだろうという恐怖がつきまとってきます。
神経はいつも高ぶっており、精神状態が疲れている状態になっています。
そう!すでに頑張っているのです!
とくに発症時の時や、発作の時は体力を非常に使います。
10キロマラソンを走り終わってゴールしたけども、まだあと10キロ走れといっているようなものです。
患者さんも頑張らなければいけないところはあるかもしれませんが、頑張るときのタイミングというものがあります。
頑張りが足りないのではなく、すでに頑張っていることを知ってもらいたいです。
間違っても使わないで下さい。
・精神病になっている人は、甘え過ぎだ!
このように思っている方は間違いです。
甘え過ぎではなく、甘え方を知らなかったから、今は甘える時なんです。
責任感が強い方が多く、こだわりをもっている方が多いです。
だからこそ、甘え方を知らなかったのです。
これくらいの事は自分でやらなければならないの思いが強いです。
ストレスの逃し方も苦手だったから、パニック障害になった方もいるのではないでしょうか?
いかがでしたでしょうか?
少しでも皆さんのお役に立てたら幸いです!