パニック障害患者は甘えと思っている人はいますか?
精神病は気の持ちようであると思っている人はいますか?
自分が体験したことないことに自分の価値観を押し付けるのをやめて欲しいと思っている人はいますか?
今回はパニック障害は甘えではないということを患者目線で強気で主張していきたいと思います。
パニック障害って甘えなの?病気との違いは?
あなたは答えられますか?
「甘え」と「病気」の境界線。
精神病患者なら一度は体験したことはあるでしょう?
「それは気の持ちよう」「精神病なんてただの甘え」
病気の当時者からしたら、ムカつくことでしょう。
そもそも「病気」とは何でしょうか?
私は「本人が相当苦しんでいて日常生活や仕事に支障が出ていること」が境界線だと感じております。
日常生活に支障を来していたら病気なのです。
それをまず理解してもらいたいです。
パニック障害のきちんとした情報はこちらから。
パニック障害は甘えと誤解されやすい理由
パニック障害が甘えではないという理由はたくさんあります。
「ただの甘え」と思っている人ほどしっかり見てください。
内科にいっても健康扱い
精神病の患者が内科に行っても、体に異常はないと診断されることはあるある。
しかし患者からしたらこの苦しさの正体はなんなの?
と患者本人が思うほどです。
全く病気のことを知らない他人からみたら、仮病じゃないかと疑がう気持ちも分かります。
しかし本人は死の恐怖と戦っています。
外見は元気そうに見える
外見を見たら常にニコニコしていて、元気そうに見える時があります。
精神病は見た目では分からない病気です。
だからこそ外見のみで判断している人からしたら理解は難しいことでしょう。
その笑顔の裏側に抱えきれないほどの悩みがあるかもしれないことを。
目の前にある場所に行けない
一般の方であれば、多少体調が悪くても近場の病院くらいいける人も多いでしょう。
「そんなに辛いなら病院に行けばいいじゃん」と声をかけられることも。
しかし患者からしたら、赤信号が怖かったり、車と車に挟まれたら嫌だったり、病院にすらたどり着けない人だっているのです。
「もう少しで着くのに」と言われても、そのもう少しが耐えられないんです。
それを甘えと言われても、患者にとって「外出は命がけ」ということを知ってもらいたいです。
何も知らないならググれカス
精神病で追い詰められている人は、周りの人の一つ一つの言葉が心に刺さる時があります。
その言葉で命を絶つことだってあり得るのです。
これはパニック障害に限らず、知らないことに関しては否定的になったり、価値観を押し付けない思考はやめた方がいいです。
病名が分かれば3秒で理解できる情報
「パニック障害」なんです。
と言われたら、ネットでググればある程度の症状の内容が出てくると思います。
完全に理解してくれとは言いません。
無駄に関わる必要もありません。
ただそんな症状があるんだということの理解をしてもらいたいのです。
理解のない人のせいで悪化
相手のことを考えられない、自己中な人がいます。
人間である限りそんな欲求があっても仕方がないでしょう。
しかし精神病の人はそんな人たちに怯えているんです。
「あの人に言っても無駄だろう」「心を打ち明けられない」「居心地が悪い」
と思う場合もあります。
あなたの一言で傷ついた言葉は、幻聴のようにこだましたりするのです。
深く考えやすく、傷つきやすい患者のことを理解するのは、自己中人間には共感できないことでしょう。
次はあなたが言われる可能性
あなたの体験したこと、信じたことが第三者に否定されることもあります。
「それは違うよ」「調べたら分かるよ」「分かってもらえないならいいや」
そんな感情が浮かびませんか?
精神患者も同じなんです。
理解してもらい、共感してもらいたいという気持ちがあることを知ってほしい。
君にサーチあれ
今回の本質的な部分は何か知りたい事があった時、自分で調べるという行動をしてほしいということです。
一概に全て肯定するわけでもなく、否定するわけでもない状態。
フラットな感情で調べること。
そう言われると何か知りたいと思った時に自分で調べず「誰かに聞いた方が早い」と思っている人が多いかもしれません。
しかし自分で調べる努力をする人としない人の決定的な違いは、理解度の違いです。
「自分で調べる力」=「検索力」
このスキルが高い人ほど、理解度が上がり今後の人生がより良い方向にいく可能性が大きいです。
ただ実際に病気だから優しくしてもらえることを、逆手にとって甘える人もいることも事実。
パニック障害の甘えを見破る方法もありますので、こちらも参考にしてみてください。