パニック障害になると特に感じやすいのは、手足の冷や汗です。
手足の冷や汗をなんとかしたいと感じているあなたに朗報です。
まるで自分の体の一部じゃないような感覚になり、手足が冷たくなってしまう。
発作の緊張や、不安から血流が急激に悪くなっている可能性があります。
どうしたら、手足の冷や汗が解消されるのでしょうか?
パニック障害で冷や汗!?寒くても感じる手足の冷えとはなんでしょうか?
パニック障害の冷や汗の原因なんなのでしょうか?
自律神経失調による体温調節がうまくいかないこと
血行が悪いので、熱を身体の末端まで運べないこと
血行が悪く、体温調節がうまくいかないので、
冷え汗が出る人の足は、ふつうの人より温度が低くなっています。
靴や靴下をはいたり、暖房のきいた部屋に入ったりすると、
急に足の温度が高くなってしまいます。
すると、身体は「汗をかいて温度を下げろ!」という指令を出します。
風邪などひいて発熱すると、汗をびっしょりかきますね。
汗をかくことで、身体を冷やし、熱を下げるのです。
足にも、同じことが起きます。
しかも、足の裏は汗腺が多いので、汗をびっしょりかきます。
汗は身体の熱をうばいますから、手足はよけいに冷えてしまいます。
悪循環が起きるのですね。
ではどのようにしてパニック障害の手足の冷や汗を解消すればいいのでしょうか?
パニック障害の冷や汗と薬の関係性とは!?
パニック障害で処方される安定剤は、冷や汗を増加させてしまう恐れがあります。
漢方薬はそうとは言えませんが、西洋医学の薬はほとんどのものが体を冷やすと言っていいでしょう。
病院で処方される薬だけでなく、ドラッグストアなどで販売されている市販薬も同じです。
薬は、交感神経の優位な状態にしてしまいます。
これは、体が「緊張・ストレス・活動の状態」
筋肉はかたくなって血行が悪くなり、冷えだけでなく栄養や酸素も全身に行き渡りにくくなるので、新陳代謝も体内酵素のはたらきも低くなります。
早い話が「体の回復が進まない」ということ。
パニック障害としての冷え(冷感)だけでなく、自律神経の乱れからくる冷えも重なってしまいます。
薬の常用は慢性的な冷え体質、慢性的な疲労体質を作り上げてしまうのです。
医師の指示による服用はいたしかたありませんが、無理のない範囲で薬を減らしたり弱い薬に変えるなど、医師と相談をしながら進めてみてはいかがでしょうか。
冷え汗の原因が、薬による可能性もあります。
しっかり医師と相談し、正しい処方を受けてください。
パニック障害の冷や汗を治す、4つの方法!
具体的にどのような点を気をつければいいのでしょうか?
パニック障害に密接に関わる冷や汗を改善する秘訣はなんなのか?
足の血流をほぐす
足の血流を悪くしている、梨状筋をほぐすということ!
自律神経が乱れる事によって、手足の指先まで血流がうまく届かない場合があります。
梨状筋をほぐすことによって、バランスよく血流が流れ出します。
手足をお湯につける
全身浴をすることがいいと言われてますが、手か足を湯船につけて温める事も効果的です。
40度ぐらいのお湯にしっかりと15分ほどつけていれば、体全体の血流がよくなり、手足の冷え汗が治まってきます。
手足の運動をする
自宅にいる時は、お風呂などで温める事が出来るのですが、外出中はどうでしょうか?
なかなか出来ませんよね!
そんな時は、椅子に座って「手足ブラブラ運動」がオススメです。
単純に手足をブラブラさせるだけでも効果は得られます。
足の指や手の指を閉じたり開いたりする「グーパー運動」も非常に良いです。
脚を意識したスクワットをする
臑が足の爪から出ないようなスクワットをすると効果的です。
最初はきついかもしれませんが、無理のない程度でしっかりと行ってください。
血流の流れがかなり改善されます。
いかがでしたでしょうか?
少しでも皆さんの体調が良くなる事を心から願っております。