パニック障害は突然襲ってくる病気です!
パニック障害に打ち勝つにはどのようにすればよいのでしょうか?
家族も友人も自分自身も突然パニック障害になってしまった方はこのまま記事を読み進めてください。
パニック障害って突然起こるの??
精神科の先生がパニック障害について説明してくれております。
こちらの動画も参考にしてみてください。
パニック発作自体は、多くの場合20~30分くらいでおさまりますが、何回か繰り返すうちに、また発作を起こしたらどうしようという、パニック発作に対する強い恐怖感や不安感が生まれるようになります。
これは、「予期不安」といわれます。
予期不安は、逃げ場のないような場所でのパニック発作や、発作を他人や大勢の人に見られることの恥ずかしさといった不安や恐怖を生み、大勢の人が集まる場所や、過去に発作を起こした場所を避ける行動をとるようになります。これが、「広場恐怖(外出恐怖)」といわれます。
「パニック発作」と「予期不安」、「広場恐怖」はパニック障害の3大症状といわれる特徴的な症状であり、この3つの症状は、悪循環となってパニック障害をさらに悪化させます。パニック障害が悪化すると、人前に出るのを嫌って閉じこもるようになり、正常な社会生活が維持できなくなります。さらに悪化すると、うつ病を併発することもあります。
パニック障害は突然のパニック発作により、何度も予期不安を繰り返し慢性化してしまう場合がある病気です。
・過度なストレスを抱えてしまった
・睡眠不足になってしまった
・虚弱体質である
・神経質な性格である
突然起こってしまう原因として上記の事があげられます。
パニック障害の患者さんから寄せられた悩みとは?
パニック障害になると患者さんから次々と寄せられてしまう声があります。
・働けなくなって生活が出来なくなってしまったらどうしよう
・恋愛や結婚が出来るのか?お薬を服用しながら出産は可能なのか?
・病気が本当に治るのだろうか?心配で心配で仕方がない…
・医師が全く理解してくれていない。気持ちが分かってくれない。
・薬を飲むのが嫌になってしまった。
実際体感した事がないと分からないかもしれませんが、このような不安を抱えている患者さんが多いようです。
パニック障害に打ち勝つには?
パニック障害になってしまったが、本当に治るのでしょうか?
そんな思いがある方がいると思いますが、安心してください。
パニック障害は治る病気です。
パニック障害という病気は、発作を何度も繰り返してしまうと慢性化しやすいのでこのまま一生付き合う事になるのかという人もいると思うのですが、しっかりとした病気のメカニズムも解明され、治療薬の効果も高まってきたので、多くの人達が普通の日常生活を送れるまでになってきました。
だからこそ必ず治してみせるという強い精神力が必要となってきます。
パニック障害について他にも記事を書いておりますので、関連記事の方もご覧下さい。
少しでもお役に立てたら幸いです。