パニック障害は仮病を使っているのか?
と思われてしまう周りの方は多いようです。
実際どうなのでしょうか?
現在パニック障害を抱えている人が周りにいる場合このような疑いを持っていませんか?
仮病を使っているのではないのか?
甘えているだけではないのか?
働きたくないだけなのではないか?
一つでも当てはまった方はこのまま記事をお読み下さい。
仮病より恐ろしい詐病の場合もあります!
パニック障害は仮病なの?どのような症状なの?
まずはパニック障害はどのような病気なのか把握する必要があります。
この発作は、「パニック発作」といわれ10分くらいから長くても1時間以内にはおさまります。
初めてのパニック発作で、救急車を呼んで病院に運び込まれる場合もありますが、医師の診察を受ける頃には発作は消え、血液検査や心電図検査をしても異常はみられず、時には気のせいなどと言われることもあります。
パニック障害の特徴は、検査をしても身体的な異常は見当らないのに、パニック発作を繰り返すことです。
上記がパニック障害の説明になります。
パニック障害は仮病や気の持ちようで起こる病気ではなく、脳の異常から起こる病気なのです。
周りの人からみたら、仮病を使ってなまけているように見えるかもしれません。
しかしパニック障害になる人の特徴として
責任感がある人
神経質な人
真面目な人
物事をはっきり言えない人
このような人達がなりやすい病気なのです。
基本的に頑張り屋さんが多いのです。
なので周りの人は理解を深めて貰えて頂けたら幸いです。
パニック障害は仮病ではなく脳の病気!?言い訳の仕方で分かる恐ろしい詐病とは!!
パニック障害は仮病ではなく脳の異常が原因だということが分かりました。
パニック障害をきっかけに甘えすぎてしまう方も確かにいます。
そこは周りの人の見極めが必要になってきます。
とくに仮病より怖い詐病には気をつけてください。
詐病とは一体どんな行為をすることなのでしょうか?
頭痛・目眩・腹痛・抑うつ症状や不安感などが多く、曖昧だったり大袈裟過ぎて、何の病気なのかを診断し難いのです。
しかし、詐病に見えても、虚偽性をはっきりとさせにくいということがあります。
実際には病気でないために、違和感を感じさせる言動というのは、大抵出てくるものです。診察を始めて直ぐにはわからなくても、徐々に不自然さが出てきます。
・薬が欲しい、金銭的利益を得る、刑罰を軽減させるなどの明確な目的がある
・病気を治したいというよりも、診断書をもらうことが目的のような言動
・「分からない」などの曖昧な答えが多い
・病気に関する専門用語が多く出る
・症状が大袈裟で、矛盾を感じる
・検査を嫌がったり誤魔化したり、軽い自傷行為などがある
・過去に疑わしい病歴がある
詐病は、病気ではないのに病気を理由に金銭的要求を友人や国などに求める人達をいいます。
しっかりと見極めましょう!
少し様子がおかしいと思ったら、その人の状況をしっかり把握してきましょう!
パニック障害の仮病を見破る方法!!
パニック障害の仮病を見破るにはどのようにしたらいいのでしょうか?
周りの身内に確認をとる
もし精神病かどうか疑いをもっている場合は、身内にしっかりと状況を聞いてみる事をオススメします。
自分が知らない家での過ごし方や、プライベートの過ごし方を把握することで、症状がどれくらい悪化しているか分かる可能性があります。
精神科に一緒について状況を把握する
精神科に一緒についていき、どれくらい通っているか、薬はどんなものを使っているかしっかりと確認する必要があります。
体調が悪い状態時の体の状況をみる
体調の悪さを訴える時は、様々な症状が出てきます。
落ち着きがなくなったり、手足が冷たくなり冷え汗が出たり、顔が真っ青になったり、動悸がしている事が多いです。
薬をしっかり飲んでいるか確認する
パニック発作は薬を飲めば10分から30分でおさまる病気です。
実際発作が起きて救急車を呼んだとしても、病院に着く頃には治っているという場合が多いです。
なので薬をしっかり飲んでいるか確認しておく必要があります。
いかがでしたでしょうか?
周りの人達も見極めが必要です。
少しでもお役に立てたら幸いです!