パニック障害の治療方法の一つとして心理療法というものがあります。
発作を何度も繰り返し行うことによって予期不安が生じて、予期不安によって広場恐怖が起こってしまうのです。
一般的に薬物療法で治すパニック障害なのですが、発作をコントロール出来るようになったらこんどは、心と体のトレーニングをするとよいのです。
それが心理療法なのです。
薬物療法と、心理療法をマスターすることによってあなたのパニック障害の症状の恐怖心が取り除かれていく事でしょう!!
パニック障害の心理療法で恐怖心をなくす!!
パニック障害の心理療法は大きくわけて2つあると言われてます。
行動療法
行動療法は問題とされている行動の成り立ちを自分なりに分析し、何度も苦手な場所に行き発作が起こらないということを脳にインプットさせることです。
自律訓練法
自らの力で気持ちを落ち着かせようとさせる力です。気持ちが落ち着いていると何度も脳に言い聞かせる事で、脳の誤ったプログラミングを正す作業をしてます。
パニック障害を心理療法の中にある行動療法の系統的脱感作法で治す
心理療法の行動療法の中で系統的脱感作法というものがあります。
系統的脱感作法は患者さんにとって不安レベルの小さなところから徐々にチャレンジしていき、「危険ではない」ということを何度も脳に体感させるのです。
つまり実際は怖くないと体感を積み重ねさせることです。
例えば電車が苦手だった場合、駅についたら第一段階クリアーとする。
そして1駅乗る、2駅乗る、と徐々に距離を伸ばして行き、快速そして特急、新幹線というように次第に時間や距離を段階的に伸ばしていくのです。
こうした成功体験をどんどん積み重ねていくことで、ゆっくり確実にクリアーしていくことが出来るのです。
パニック障害を心理療法の中にある自律訓練法で治す
自律訓練法は「手足が重たい感じがする」「手足が温かい」と感覚で感じリラックス状態であればあるほど、温かさを感じやすいのです。
両手、両足の力を抜き心地よい感じだるさが感じられたら成功です。
血液循環がどんどん良くなっていき、深い呼吸が楽に出来るようになってきます。
自律訓練法は体のクールダウンさせる効果があり、頭もスッキリさせることができます。
自律訓練法をいつでも出来るようになると、いつでもリラックス状態を作る事が出来ます。
パニック障害を心理療法は焦らずゆっくりが基本
早く治そう早く治そうと心の中で思っていてもなかなかうまくいかないのです。
気持ちを整えゆっくりと治療していきましょう!!
いかがでしたでしょうか!?
少しでも皆さんのお役に立てたら幸いです。