パニック障害で新幹線に乗れなくなってしまう人はいます。
どう対策を打てば新幹線に乗れるようになるのでしょうか?
望んでもいないのに、勝手に新幹線に乗ろうとする度にしつこくつきまとい、毎日不安のドン底に突き落とすのです。
まるで迷惑のストーカーにまとわりついてくるパニック障害を克服し、新幹線に乗れるようになるにはどうしたらいいのでしょうか?
パニック障害で新幹線の対策!パニック障害は治るの?
そのまえにパニック障害は治るのかという不安を持っている方もいるはずです。
時間がかかる人もいるかもしれませんが、パニック障害はかならず治ります。
以前と同じように電車に乗って出かけたり、ショッピングを楽しんだり、旅行やレジャーを満喫したり、そんな日々がちゃんと戻ってきます。
パニック障害を治すこつとして専門家の手をしっかりと借りる事が大事です。
パニック障害は薬物療法と心理療法の二本柱で行われます。
パニック障害で新幹線の対策!乗れなくなってう原因は?
パニック障害で新幹線の対策をする前に、なぜ新幹線に乗れなくなってしまうか原因を探る必要があります。
閉塞的空間に不安
新幹線のような閉塞的空間で逃げれないような状況に不安を感じ、パニック障害患者は新幹線に恐怖を感じます。
緊急停止での不安
事故や天災などで車両が緊急停止してしまった場合いつ動き出すかと分からない不安から、パニック障害患者は新幹線に恐怖を感じます。
特急による不安
各駅で停車せず、特急の新幹線の場合閉塞的空間に近い状態になります。
こちらも逃げれないような状況に不安を感じ、パニック障害患者は新幹線に恐怖を感じます。
パニック障害で新幹線の対策!どうしたら新幹線に乗れるようになるの?
ではどのような対策をすれば新幹線に乗れるようになるのでしょうか?
丹田呼吸法をマスター
丹田呼吸法は、立ったままでも座ったままでもやることが出来ます。
慣れるまでは仰向けになって行うといいでしょう。
①背筋を伸ばし、丹田のあたりに軽く両手を流す
②口をすぼめ、丹田のあたりにたまった空気を抜いていくようなつもりで、お腹をへこませながら、ゆっくり細く長く行きを吐き出していきます。
③今度は、丹田をふくらませるような気持ちで、鼻からゆっくり、大きく、行きを吸い込んでいきます。
④この呼吸法を繰り返し行う事で気持ちが楽になってきます。
薬物療法
医師から処方された薬を飲む事で、20〜30分長くて1時間くらいで落ち着いてくる事でしょう。
パニック発作で亡くなった方はいませんし、焦らず対処することが大事です。
新幹線の乗る前に飲んだ方が効果的です。
頭の中で言葉を繰り返す
おちつかせよう、おちつかせようとすると、パニック発作はさらに悪化していきます。
おちつかせようとするのではなく、身体感覚、それも心地がよい身体感覚に目を向けるといいでしょう。
自律訓練法でもおこなわれるように、「気持ちがとても落ち着いている」という言葉を頭の中でゆっくり繰り返すのも有効です。
そうすると自然に気持ちが落ちつて来ることも多いのです。
どんな強い発作でも、不安や恐怖感、呼吸困難に教われても、苦しさのピークは時間にして一瞬。
そこさえ乗り越えてしまえば、また正常にもどるという気持ちを持って下さい。
発作への不安も大分やわらいでいくと思います。
パニック障害で新幹線の対策!日常生活の心得
パニック障害という病気は。心をとらわれてしまったら治りが遅くなってしまいます。
心をコントロールするには、考え方と日々の生活が大きく関わってきます、
間食を控え、ビタミンやミネラルをきちんと取り、早寝早起きを心がけましょう。
ただ、あまりにも意識しすぎてしまうと、その意識自体がまたもや予期不安を引き起こしてしまう可能性があります。
ですので「心がける」だけで十分です。
ストレスをしっかり解消し、気持ちをリフレッシュすることで病気に心とらわれる時間も少なくなっていく、不安を感じる回数も減ってくる事でしょう。