パニック障害はいつ突然襲ってくるか分かりません。
夏休みの海といったら、人混みが多かったり、海に入ってしまったらお薬が手元にないぶん怖い思いをする人もいることでしょう。
でもみんなと楽しく、プールや海にいって夏休みを満喫したいパニック障害を抱えている患者さんはいるはずです。
なにか対策はないのでしょうか?
現在パニック障害を抱えていて、海やプールを満喫したい方はそのまま記事を読み進めてください。
パニック障害が夏休みの間に発生!!どんな病気なの!?
ストレス社会の現代、今心の病が増えてます。
ではパニック障害とはどのような病気なのでしょうか??
この発作は、「パニック発作」といわれ10分くらいから長くても1時間以内にはおさまります。
初めてのパニック発作で、救急車を呼んで病院に運び込まれる場合もありますが、医師の診察を受ける頃には発作は消え、血液検査や心電図検査をしても異常はみられず、時には気のせいなどと言われることもあります。
パニック障害の特徴は、検査をしても身体的な異常は見当らないのに、パニック発作を繰り返すことです。
本サイトでもパニック障害の事は何回か紹介してますが、あらためて自分の病気を理解することが必要です。
パニック障害は夏休みに起きやすい理由は!?
夏休みは海やプール以外でもパニック発作が起きやすい場合があります。
ではどうしてでしょうか?
渋滞が多い夏休み
夏休みはとにかくどこに行っても渋滞ばかり。
閉鎖的な空間はパニック発作を誘発させやすい状態があります。
高速道路の渋滞はパニック障害の患者さんにとっては非常に辛い環境でしょう。
人混みが多い夏休み
夏休みはやはり人混みが多くショッピングモール、テーマパーク、イベントどこも盛り上がってますよね。
普通の人でも、めまいがしそうなくらいの人混みです。
パニック障害の患者さんにとっては、地獄のような状況が続く事でしょう。
気温が暑くなる夏休み
温度変化が激しかったり、猛烈な猛暑だったりした場合、自律神経が乱れやすい状態になってます。
夏休みは猛暑の日も多々ありますので、十分に注意する必要があります。
このように夏休みという期間だけでも、パニック障害の患者さんにとって障害のある出来事や場所が多いのです。
パニック障害で夏休み中に海やプールで発作が起きやすい原因とは!?
海やプール以外に夏休みの期間というところでも発作が起きやすい原因となっているのは分かりました。
では海やプールなどはどうしてパニック発作が起こってしまうのでしょうか?
お薬を持つ事が出来ない
海やプールは、お薬を近くに持っていく事が出来ません。
不安が強く出てしまう方は、肌身離さずお薬を持っていたい方は多いはずです。
発作が起きてもすぐに対応出来ない
海やプールは水の中です。
突然具合が悪くなっても、すぐに横になることが出来なかったり、発作の対処が出来づらい事が多いです。
水面から上がる頃には不安が増強している場合があります。
人混みが多い
夏休みの海の場合やはり人混みが多いです。
人の目を気にしたり、圧迫感に襲われる場合があります。
上記が海やプールで発作が起きやすい原因だと考えられます。
海やプールを楽しみたい場合はどうすればいいの?解決方法は!?
信頼出来る友人といく
あまり大人数で海へ行かず、少人数で信頼出来る人と行くのがいいでしょう!
パニック障害に理解がある方ですとなおさら良いです。
出来る限り平日にする
夏休みをさけ、出来る限り平日の空いている時に行くことで人混みは避ける事が出来ます。
人混みが苦手な人は、少しづつ慣れるところから始めましょう!
どうしても夏休みに行きたい場合、できるだけ海岸沿いで入るように心がけるとよいでしょう。
水中でも濡れないように薬と水を携帯しておく
水中にもお守り変わりのお薬を持っておくとそれだけでも安心できると思います。
お薬が近くにあるだけで安心な方は効果的です。
いかがでしたでしょうか?
パニック障害を持っている患者さんでもしっかり夏をエンジョイしていきましょう!
みなさんのお役に少しでも立てたら幸いです。