休日や、遠出の際に高速道路を使う人は多いですよね!
パニック障害の人にとって高速道路は恐怖に覚える方はいませんか?
どこにも逃げれない環境!
閉鎖的空間!
渋滞の恐怖!
パニック障害を抱えているけどどうしたら高速道路を不安もなく渡れるようになるの?
あなたに少しでも当てはまった方はこのまま記事を読み進めてください!
パニック障害は高速道路でなぜ起こる?!不安の仕組みとは?
その不安の仕組みとは?!
従来は 不安神経症ふあんしんけいしょうの一部に含めて扱われてきましたが、そのまとまった病像の特徴から、独立した病気として扱われるようになり、パニック障害と命名されました(1980年)。従来の不安神経症は、このパニック障害と慢性の不安状態が続く 全般性不安障害ぜんぱんせいふあんしょうがいとに二分されたことになります(不安神経症)。
パニック障害は、のちに述べるように、特別な原因やきっかけなしに急性に発症し、パニック発作を繰り返すことや、不安のため一人で外出したり乗り物に乗ることが困難になること(広場恐怖)、薬がよく効くことなどが特徴です。
上記がパニック障害の説明になります!!
恐怖体験を何度も繰り返すことによって、トラウマが増幅してしまい、一度発作を起こした場所に不安を感じてしまうのが特徴です!
パニック障害で高速道路で感じる不安の種類は?
パニック障害になるとなぜ高速道路に不安を感じてしまうのでしょうか??
長距離での運転
高速道路に一度入ると、少しの間走り続けなければいけません。
一般の道路であれば、路駐などが出来るので苦しくなったら休憩出来るのですが、高速道路になるとある程度距離を走らなければいけません。
だからこそ発作に対する予期不安が増幅されてしまう傾向があります!
トンネルでの恐怖
高速道路にはトンネルがある箇所があります。
暗くて狭くて閉塞的な空間が苦手なパニック障害にとってこれ以上辛い環境はないでしょう!
渋滞のトラウマ
ゴールデンウィーク、夏休み、お盆になると高速道路の渋滞が起こる可能性があります。
渋滞はパニック障害の患者にとってとても辛いです。
渋滞中の看板を見てしまうだけて冷え汗が出てしまう方もいることでしょう!
運転中の自信喪失
高速道路は事故への危険性が増します!
スピードを出している車が多いため、手元が狂ってしまったらなんて思ってしまう方もいるのではないでしょうか?
上記の理由から、高速道路を極端に恐れてしまう場合があります!!
パニック障害で高速道路を克服する為の5つの方法とは?
途中で高速を降りると不安はもっと強くなります。
高速を降りた途端ホッとしません?
「やっぱりこの息苦しさを解消するためには逃げ出すしかないんだ」
と考え、次はもっと高速道路が怖くなります。
電車に乗るときに「苦しかったら降りればいいや」と考えている人は、途中で降りられない快速や新幹線が怖くなるのと同じ。
高速道路にいけるようになることが大事ではありません。
逃げなくても不安は必ず収まることを経験することが大事なんです。
少なくとも目的地まではいきましょう。
②サービスエリアはチェックしない
サービスエリアをチェックして「いざとなったらここで休憩できる」と安心している人いません?
そういう人は休憩場所まで数十キロだったら途端に怖くなります。
①と同じです。
できるだけサービスエリアをチェックせず、そのままでいきましょう。
③長いトンネルにあえて行く
長いトンネル怖いですよね。
閉じ込められている感覚が強くなる人が多いようです。
ってことは、練習するにはうってつけの場所なんです。
怖いなら怖いことをする。
これが治療の原則。
怖いところを避けていて突然「治った!」ってことはありません。
治すために長いトンネルに行こう!が正解です。
④頓服薬の使用は挑戦の効果を低くしてしまうので注意する
高速道路に乗る前に薬を飲んでいませんか?
最初はそこからスタートして、少しずつ飲まなくても平気になってくれば問題ありません。
しかし、「飲まないと不安」「薬を持ち歩かないと不安」となっていると問題です。
病院ではそこまで教えてくれません。
動悸や息苦しさを薬で出さないようにしているうちは、いつまでも不安に囚われることになります。
克服するためには頓服使用せずに挑戦することが必須です。
⑤水やガム、音楽で「ごまかす」のはダメ
水やガムを使用したり、音楽を聞いて高速道路に乗っている人が、これらのやらなかったらどうなりそうか?を考えてください。
「暇なだけ」「口さみしいだけ」なら、やってOKです。
「不安だ」「発作が起こりそう」なら、使用はやめた方が良いです。
④と同じで、依存してしまうんですよ。
よくパニックの対応のパンフレットにも「気をまぎらわしましょう」って書いてます。
でも、「やらないとダメ」となるとマズイです。
気をそらすことに必死になっていると、逆に不安にとらわれるものです。
いかがでしたでしょうか?
みなさんの役に少しでも立てたら幸いです!!