パニック障害になってしまい友達と居酒屋に行った際に不安になってしまった経験はありますか?
不安を軽減しながら快適に居酒屋を楽しみたい、人の目を気にせず楽になりたいという方はこのまま記事を読み進めて下さい。
パニック障害で居酒屋が苦手な理由
パニック障害で居酒屋が苦手になってしまう原因はなんなのでしょうか?
その正体を知ることが出来れば解決方法が見えてくる。
パニック発作を飲食店で出したトラウマ
トラウマから来る予期不安が1つの原因として考えられます。
パニック障害は過去に起こってしまった辛い出来事を脳内でリンクさせ、また同じことが起こってしまうのではないかと勘違いしてしまうところから始まります。
もし居酒屋で発作を起こした経験がある人がいれば苦手な場所として避けるようになったりします。
パニック障害は人の目が気になる
患者の本音の中には、パニック発作で苦しんでいる姿を周りに見られたくないという思いがある人は多いです。
居酒屋に誘ってくれた友人、周りのお客さん、職場で働いているスタッフ。その空間には様々な人たちが入り乱れ、圧迫感に苛まれます。人の目を気にし出せば出すほど、不安が湯水のように湧き上がりストレスに。
安心して食事をすることも出来ず、時間ばかり気になったり、早くこの場から離れたいという気持ちに。
パニック障害とお酒の相性は悪い
パニック障害とお酒の相性は悪く、場合よっては薬の効果を弱めたり、強めてしまう恐れがあります。お医者さんに確認をしても間違ってもお酒と一緒に薬を飲むような行為は良くない。
居酒屋に行ってお酒を飲んでしまうと、もし体調が悪くなった場合、お薬を飲んでも逆に体調を悪化させてしまう恐れは十分あります。
それではパニック障害患者が居酒屋を楽しむにはどうすればいいのでしょうか?
パニック障害でも居酒屋を楽しむ3つの方法
パニック障害でも居酒屋を楽しむようになるにはどうすればいいのでしょうか?
先ほどなぜ苦手になってしまうのか、患者の立場で解説したのですが具体的な解決方法はあるのでしょうか?
パニック障害の人は個室を使う
居酒屋に限ったことではないですが、飲食を楽しむ場合はできる限り個室を使った方が安心ができます。なぜかというと人の目を遮断するのに最適な空間だからです。
周りの目を気にしすぎることで不安になる患者さんは多い。ならば個室にすることでそれを回避することが出来る。仮に発作が起こったとしても見られる心配がない為、緊張感が緩和されます。
パニック障害は居酒屋でお酒を飲まない方がいい
先ほどお酒と薬の相性についてお話ししたのですが、お酒を飲まなくても料理を堪能することは可能。
飲まないで楽しめる人はいいですが、居酒屋が好きでどうしてもお酒を飲みたいという人もいるはず。その場合は体調がいいということを前提なんですが、薬を飲んだら時間をあけてお酒を楽しむことが重要。
これにより大きな体調の変化をさけれる可能性は高い。
パニック障害は関わる人で変わる
一緒に居酒屋に行ってくれる人は本当に心の底から信頼できる人ですか?自分の気持ちを本音で話せる人ですか?これらに当てはまる人とは基本的には一緒に行かない方がいいです。
一緒にいて落ち着く、病気に理解がある、個人的に信頼のある人と一緒に出かけること。気を使ってまで居酒屋に行く必要性はありません。あなたが居酒屋に行けない理由が関わる人が原因かもしれません。
自分の気持ちに素直になることはとても大事。
パニック障害は食事を楽しむ
相手に合わせる必要はなく好きなもを食べた方がいいです。おいしいものを食べた時人はセロトニンという精神安定物質が脳内から分泌されます。最大限に食事を楽しむ為に必要な行為。
食事や会話に集中すること予期不安を考えることなく、気がついたらあっという間に時間が経っていたという経験をたくさん積むこと。
成功体験をたくさんすることで、自然と不安が減っていきます。
パニック障害でも居酒屋を楽しむ3つの方法のまとめ
パニック障害でも居酒屋を楽しむ3つの方法はいかがでしたでしょうか?
まとめるとなるべく個室を予約し、お酒はできる限り控え食事を楽しむ、信頼のある方と一緒にいくことで、パニック発作の症状を軽くすることができます。
とくに誰と一緒に行くかが一番重要で、本音で言い合える関係性がある人を選ぶといいでしょう。何度も成功体験を重ねコツコツと不安になりやすくなっている脳の癖を取り除いていきましょう。
みなさんの生活が少しでも楽になり、楽しい人生を歩めれることが出来るようになれたら幸いです。
パニック障害は食事が原因?知らないと損!食べ物で治す食事療法!こちらの記事もおすすめです。