パニック障害でも花火大会に行きたいですよね!
パニック障害を持っている患者さんのほとんどの方が人混みが苦手です。
もちろん花火大会なんていったら、右を見ても左を見ても人混みばかり…
人混みでの息苦しさ…
人混みでの閉鎖感…
人混みでの発作…
どれもパニック障害を抱えている人にとったら辛い出来事ですよね。
ではどのようにして人混みを乗り越えたら良いのでしょうか?
現在パニック障害を持っていて、花火大会のような人混みでも楽しく、落ち着いて、遊びにいけるようにするにはどうすればいいのでしょうか?
気になる方はそのまま続きをお読みください。
パニック障害だけど花火大会に行きたい!!
パニック障害発症後の花火大会でこんな経験をした人がいます。
みなさんも同じような経験はありませんか?
みなさんは今年の花火大会の予定はもう立てましたか?
恋人と行っても好きな人と行っても、なんだかドキドキしちゃいますよね。
みなさんは「花火大会デート」にどんな思い出があるでしょうか?
初デートでドキドキ…
付き合いだした彼氏と花火大会にいきました。
浴衣を着た人たちや、多くのカップルのなかをゆっくり歩いていくのも、いわゆる「デート」感満載でウキウキしました。
季節感のあるイベントは思い出に残りやすいのでオススメです。
花火を写真に収めようと、カメラをいじる手元や、ファインダーをのぞく姿にドキドキしました。
私も彼もお腹が空いていたので、お好み焼きを一緒に食べることになりました。
お箸が一善しかなかったので、二人で使いました。
密着もできてドキドキが止まりませんでした。
ドキドキしすぎて全然花火に集中できなかった時です。
突然の不安が襲いかかってきました。
パニック障害の予期不安です。
人混みで閉鎖的な空間で息苦しくなってきました。
彼氏の手を話して、逃げてしまったという体験がありました。
それ以来、人混みが苦手になってしまい花火大会だけでなく、休日はほとんど家にいる毎日です。
どうにかなりませんか?
実際このような恐怖体験をしてしまうと、トラウマになってしまう方が多いです。
パニック障害で花火大会に発作が起きるのはなぜ?
パニック障害の方が、花火大会で発作が起きやすいのはなぜでしょうか?
花火大会での人混み
花火大会は本当に人混みが多いです。
健康な人でも息苦しさを覚えるくらいです。
100万人規模の花火大会の場合もありますから、パニック障害の人は注意が必要になってきます。
夏の暑さで自律神経が乱れる
日中に比べて夏でも夜は涼しくなりますが、やはりまだまだ暑いです。
暑くなってくると、体温調節がうまくきかなくなり、体調を崩しやすい状態になる場合があります。
渋滞に巻き込まれやすい
人混みが多いということは当然、渋滞にも巻き込まれやすいです。
帰りはとくに車の渋滞が辛いでしょう。
長時間いなければいけないというプレッシャー
花火大会は1時間から2時間行われる場合があります。
せっかく見に来たからには、最後まで見たいというプレッシャーがかかります。
誰かと一緒に行ったときにはよりいっそう感じる事でしょう。
上記が原因で、パニック障害の人は花火大会で発作が起きやすい状態になっていると推測されます。
パニック障害でも花火大会を最後で楽しむには!?
パニック障害で花火大会を最後まで楽しむにはどうすればよいのでしょうか??
場所を少し離れた場所から見る
花火に近ければ近いほど、人混みが多くなるので、出来る限り人混みが少ない場所にしましょう。
友人の家、デパートの屋上、標高が高い場所などがオススメです。
人混みの練習をしておく
事前に、休日のショッピングモールや、テーマパークで人混みになれておきましょう。
なんども人混みになれていく事で、大丈夫だという安心感を得れます。
仮に人混みで発作が出たとしても死亡することはないという事をしっかり頭にいれておきましょう。
薬を持参しておく
困った時用にしっかり薬を用意しておきましょう。
薬が入っているだけで安心という方は必ず花火大会の場所にも持っていきましょう。
時間をずらす
花火大会に行く時間をずらしてみましょう。
行く時は花火大会が始まった後
帰る時はフィナーレになりそうな時
少しでもずらすことによって、渋滞をさけることが出来ます。
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いかがでしたでしょうか?
パニック障害の人が少しでも楽になることが出来たら幸いです。