パニック障害持ちで胃カメラをしなければいけないときがあります!!
胃カメラをやったことはない人は、喉にチューブを入れらるシーンを思い出すでしょう。
麻酔も怖そうだし、あんなものを喉にいれると考えるとぞっとして不安が増強してしまいます。
さらにパニック障害での発作の不安まで同時に襲ってくる。
パニック障害でのイヤな出来事のトラウマと、これからイヤな出来事を体験しようとしている未来恐怖が同時に襲ってきている場合どうしたらいいのでしょうか?
パニック障害で胃カメラ!麻酔も不安で仕方がない!
パニック障害を抱えている患者さんにとって、胃カメラはとても辛い環境にあると思われます!
とくに胃カメラを始めてやるという人にとっては、不安と恐怖は増強されてしまうことでしょう。
人間は新しい事に挑戦する事に対しネガティブなイメージがあります。
こうなったらどうしよう?
あぁなったらどうしよう?
テレビで見たり、誰かに聞いたり、インターネットで調べたりすると胃カメラのビジュアルや、内容が出てきます。
それらの刷り込みから胃カメラのイメージをさらに膨らませてしまうのでしょう。
ではパニック障害患者が胃カメラを受ける際にストレスになってしまう原因はどんな部分なのでしょうか?
胃カメラをしている際の閉塞感
胃カメラをすると15分くらい閉塞空間に閉じ込められる場合があります。
それによって、閉塞空間に弱いパニック障害の人は不安感が増幅してしまうことでしょう!
胃カメラという治療による恐怖感
胃カメラという治療が始めての場合、恐怖感を感じる事があります。
パニック障害になると、恐怖を感じる場面で予期不安や発作が出てしまう場合があります。
飲食禁止の不安
パニック障害のお薬の副作用に空腹作用がある場合があります。
胃カメラをやる前日から飲食禁止になっている為、ストレスが溜まっていき発作が出やすい体の状態になる可能性があります。
空腹時に予期不安を感じる方も多くいられる為、飲食禁止はパニック障害患者にとっても不安がでる原因となるでしょう。
パニック障害で胃カメラ!手順はどのようになっているの?
検査前日は軽めの食事
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当日は食事やたばこ禁止
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検査になると麻酔薬を喉に
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内視鏡検査による治療(検査時間は5分〜15分)
上記のような手順で行われます。
まずは胃カメラ検査の流れを知り、頭の中でシュミレーションをしておくと対策ができます。
念頭に入れておきましょう。
パニック障害で胃カメラ!どうすればいいのか!?
パニック障害で胃カメラをするのに発作の心配だったり、麻酔が恐怖がある場合どうしたらいいのでしょうか?
胃カメラを飲む前にお薬を飲んでおく
胃カメラを飲む前に安定剤を飲んでおきましょう。
不安を感じる前にお薬を飲んでおく事が無事に胃カメラをやりとげるコツです。
検査自体は5分から15分で終わるところが多いです。
医師に相談する
医師にパニック障害を持っている事を告白しておきましょう。
なんらかの処置をしてくれる可能性がありますし、あらかじめ伝えておくことで安心感にも繋がる場合があります。
本当に胃カメラ検査が必要なのかも再度聞いてみるとよいでしょう。
一人で病院にいかない
一人で病院にいかず、信頼出来るパートナーと一緒にいくことで安心感に繋がるでしょう。
仮に検査中予期不安が出たとしても、安心出来る人が待っていると考えると予期不安が軽減される場合があります。
自分の側にあると安心出来る物は、たくさん持っていきましょう。
パニック障害で胃カメラや麻酔は余裕!?
人間の不安という感情は、8割が取り越し苦労の場合があります。
ですので実際に恐れていた事よりもいざ挑戦してみると、案外あっさり終わる場合もあります。
とくにトラウマを抱えている人は、過去の問題をずっと引きずっていて、過去の出来事と現在をすぐに結びつけてしまうのです。
・また同じ恐怖が起きるのではないか?
・痛みを感じると発作がでてしまうのではないか?
・恐怖や不安があると、予期不安がでるんじゃないか?
このような思いが出るはずです。
過去の出来事と、胃カメラは全く違います。
まずは切り離して物事を見ていきましょう。
パニック障害の発作に耐えれたのなら、胃カメラなんて全然平気だという思いで望むと心が楽になったりします。
いかがでしたでしょうか?
少しでも皆さんのお役に立てたら幸いです。