パニック障害で車の免許を持っている人がいると思いますが、症状が重度の状態で運転するのは非常に危険です。
実際に発作で自らが事故をしてしまったり、相手に迷惑をかけてしまった方もいます。
しかしパニック障害でも車の免許がないと不便な方は沢山います。
安全に運転できるようにするにはどうしたらいいのでしょうか?
パニック障害で車の免許は危険!発作が周りに及ぼす影響とは?
パニック障害で車の免許を持っている人はいると思いますが、発作の影響で自分だけではなく周りに迷惑をかけてしまった人もいると思います。
どのようなことが周りに迷惑がかかってしまうのでしょうか?
渋滞による自分へのダメージ
パニック障害で車の免許を持って運転をしていると渋滞に巻き込まれる可能性があります。
その結果、閉塞空間の恐怖、逃げられない空間から発作の誘発を受けやすくなってしまいます。
発作でパニックになり蛇行運転
パニック発作が運転中起こってしまうと、ハンドル操作が鈍くなってしまいます。
集中力の欠落や、反射神経の低下から蛇行運転になってしまう可能性があります。
パニック発作で規定スピードを超える
発作の辛さから苦手な場所からすぐにでも逃げたくなるため、規定のスピード以上を出してしまい規則違反おかしてしまう恐れがあります。
パニック障害で車の免許は危険!免許の更新は出来るの?
パニック障害で車の免許をとって運転する事は自分の発作を誘発する恐れもある可能性がありますし、周りにも危害がおよぼす場合があります。
では免許の更新は今後できるのでしょうか?
結論から言いますと、パニック障害は免許の更新を受けることができます。
意識不明になってしまった経験や、数年以上体のコントロールがきかなくなってしまった場合、そして他の病気を併発してしまった場合は別ですが、通常のパニック障害の症状であれば免許の更新が出来ます。
パニック障害で車の免許は危険!安全に運転するにはどうしたらいいの?
パニック障害を抱えていても免許の更新も、車に乗れる事は分かりしました。
では患者さんが車の運転で気をつけなければいけない箇所はどこになるのでしょうか?
発作が出たら車を道のすみで止める
発作が出たら、車を急いで走らせずにしっかりと道のすみに止めておき、落ち着くまで待ってください。
体調がよくなったらまた発進しましょう。
頓服薬を持っておく
持ち物で必ず頓服を持つ癖を持ち、車の中にも頓服をいれておくと良いでしょう。
なにかあった時には必ず服用し、発作時は出来る限り安静にしましょう。
横に運転出来る人に乗ってもらう
運転出来る人が横に乗ってもらうだけでもかなり安心すると思いますし、なにかあったら運転を変わってもらうことも出来ます。
もちろん毎回はなかなか難しいですが、体調の悪い日は付き添うをしてもらうといいでしょう。
いかがでしたでしょうか?
少しでもみなさんの役に立てたら幸いです。