パニック障害を治療する中で、音楽療法という治療法があります。
音楽にはリラックス効果や、気持ちを高める効果があると言われております。
その音楽の性質を活用した音楽療法とは治療法なのでしょうか?
現在薬を使って治療している人は、このような治療法もあるという知識をつけて頂けたら幸いです。
パニック障害を音楽療法で治す!音楽療法ってどんな治療法?
音楽療法とは、音楽のもつ生理的・社会的・心理的はたらきを用いて、心身の障害の回復、機能の維持改善、生活の質の向上、行動の変容などに向けて、音楽を意図的・計画的に使用することです。
上記が日本音楽療法学会が定めている定義になります。
具体的には、音楽の力を駆使しコミュニケーションを高めたり、リラックスをさせるという効果があります。
健常者の能力アップにも役にたったり、精神患者にももちろん効果を発揮します。
音楽療法は子供の方が効果を発揮しやすいのも特徴の一つです。
パニック障害を音楽療法で治す!パニック障害に効果がある4つのポイント!
音楽療法はパニック障害にとってどのような点が効果を発揮させるのでしょうか?
運動効果をアップさせる
音楽に合わせて体を動かすことによって、運動能力が飛躍的にアップします。
運動する事で血流の流れが良くなったり、リラックス効果があるのでパニック障害にはとても効果的です。
自律神経を整えることが出来る
自律神経を整える音楽があります。
YouTubeで検索しても出てきますし、CDショップに売ってますので一度じっくり聞いてみるとよいでしょう。
ゆったりとした曲調が多く、リラックス効果を実感します。
コミュニケーション能力があがる
音楽を通して団体行動することで、コミュニケーション能力の向上が期待されます。
そうすることで、心を開きやすくなりストレスを一人で抱え込みづらくなります。
ストレスからパニック発作を発症するケースもありますので軽減できる可能性があります。
予期不安を軽減させる
音楽に集中することにより、意識がそれます。
結果的に予期不安を軽減させることができ、良い体調の状態をキープすることが出来ます。
パニック障害を音楽療法で治す!注意すべき部分とは?
パニック障害で音楽療法を取り入れる時どのようなことを注意したらいいのでしょうか?
薬を途中でやめない
音楽療法をやる前に薬による治療方法をしていた場合、途中で薬の服用のストップはやめてください。
しっかり医師との相談をした上で判断してください。
必ず治るわけではない
音楽療法をしたからといって、効果は人それぞれです。
それを踏まえた上で、音楽療法にチャレンジすることをオススメします。
あまり大きな音で聞かない
音楽療法の音楽を聞くさいは、あまり大きな音で聞かないように音量をきちんと調整しましょう。
テンポの早い曲は聞かない
テンポの早い曲調は、興奮作用がある為体調が悪い日はあまり聞かないようにしましょう!!
いかがでしたでしょうか?
少しでも皆さんの役に立てたら幸いです