パニック障害の前兆は通学中や集会中に起こったようだ！
どのような体験をされたのでしょうか？
パニック障害の前兆
私は中学生の頃から原因不明の体調不良に悩んでいました。
通学中や集会で気持ちが悪くなることが多かったです。
あと、食事中に気持ちが悪くなることや、一口も食べられないこともよくありました。
食べきられることはほとんどなかったと思います。
特に怖かったのは急行電車で具合が悪くなったときです。
通学のため乗った急行電車が、20分間止まらない区間があり、その区間でものすごい吐き気とからだが冷える感じがし、早く、早く駅について！と手すりをものすごい力でつかんでいたのを覚えています。
それ以来、各駅停車しか乗れなくなりました。歯医者や美容室も同じです。
緊張する、簡単には抜け出せないような状況で発症することが多かったです。
また食事では、食べると気持ち悪くなってはいてしまうのではないか、また食べきれなかったらそのことを責められるのではないかという思いで、のどが開かない状態でした。
なんで自分は他の子達と同じように過ごすことができないのか、楽しむことができないのか。スクールカウンセラーも受けましたが改善しませんでしたし、原因もわかりませんでした。悩みながら10代を過ごしました。
自分のこの体調不良がパニック障害だとわかったのは20代前半になってからでした。
引っ越した先の心療内科にかかり、カウンセリングを受けました。そこでは、どうすれば自分が落ち着くか、という話をし、私の場合は冷たい水を飲むと落ち着く。
ということに気がついてからはいつも水を持ち歩きました。
満員電車が辛い
それでも、それは具合が悪くなったときに落ち着くための対処法であり、具合が悪くなることは変わりませんでした。
20代半ばに、どうしても辛い。治したい。
各駅停車か急行かを気にせず電車に乗りたい。他の人と同じように楽しい食事をしたい。
その思いが強く、別の心療内科を探しました。何ヵ所目かわかりませんが、そこで出会ったのです。
私に合う薬を処方してくれるお医者さんに。
錠剤を2種類、漢方を2種類、4種類の粉が混ざった粉薬。
副作用が怖くて、自分の判断で錠剤を飲めずにいました。
次の診察でちゃんと飲まなかったことをものすごく怒られました。
それから、しっかりと薬を飲みました。
現在は？
数ヶ月すると、落ち込みがちだった気分も明るくとらえられるようになりました。
急行電車も10分くらいなら乗れるようになりましたし、満員電車も各駅停車なら乗れるようになりました。
一番嬉しかったのは、食事中に気持ちが悪くなることがなくなったことです。
今ではサラダ、デザート付きのランチも余裕で食べられます。外食が楽しくなりました。
諦めずに自分に合う病院をさがして良かったです。
