パニック症でうそつき呼ばわり!原因は癲癇(てんかん)のせい!

パニック症うそつきパニック障害体験談

パニック症を理解されずうそつき呼ばわりされた経験はありますか?

こんなに辛いのにうそなんて言われてしまうと心苦しいですよね。

私も同じ苦しみを得た一人です。

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癲癇(てんかん)とはどんな病気?

パニック症うそつき
まずは私が持っている持病の癲癇(てんかん)の説明からしたいと思います。

「てんかん」はてんかん発作を繰り返す脳の病気で、年齢、性別、人種の関係なく発病します。

たとえば、いわゆる「けいれん」と呼ばれる手足をガクガクと一定のリズムで曲げ延ばしする間代発作や、手足が突っ張り体を硬くする強直発作がとくに有名です。

あるいは非常に短時間の意識消失が突然起こったり、全身や手足が一瞬ピクッとしたり、感覚や感情の変化、特殊な行動などいろいろな症状があらわれる複雑部分発作など、その症状は極めて多彩です。

ただし、発作の症状は患者さんごとにほぼ一定で、同じ発作が繰り返し起こることが、てんかんの特徴です。

発作を起こしている最中は脳の中の電流が乱れているため、脳波を測定すると異常な波(棘波・きょくは)があらわれ、てんかんの診断に用いられます。

上記が癲癇(てんかん)の説明になります。

てんかんでパニック発作に発展

パニック発作を起こすようになったのは、癲癇(てんかん)で倒れたことから始まりました。

資格を取り転職した先で毎日5時間程の残業をして帰宅し、睡眠時間も4時間弱という生活を繰り返していました。

特に疲れた感覚も無かったこと、残業してる私頑張ってると謎の達成感のもと生活していましたが、2年目のある休日、妹夫婦とスーパーに行った際に倒れてしまいました。

救急車が来る少し前に意識は戻りましたがぼんやりしている状態が続き入院となり、脳波や血液検査やMRIなどの検査を一通り行った結果、癲癇との診断を受けました。

退院してからは定期的な通院で処方薬で治療を行うことになりました。

その際、車の運転は2年間行ってはいけないと医師より話があり、通勤は電車やバスを使うことになりました。

電車を使うようになって2週間程経った時、満員まではいかないけれど混んでいる車内で急に胸がドキドキし始め、冷や汗が止まらず呼吸が出来ない状態となってしまいました。

次の駅までなんとか耐え電車を降りてホームの椅子に座り、深呼吸を繰り返していると段々治っていくのが分かりました。

何が起こったか分からず誰に相談して良いか分からなかったためネットで症状を検索すると、パニック発作という文字が多く見られました。

とにかく対処法を調べると呼吸の仕方で落ち着く、本人は長く感じるが実際は数分の出来事と書いてあるため安心した記憶があります。

パニック発作で不安から逃れられない日々

その後も電車やバスの中、スーパーのレジ待ちの時にも多くありました。趣味でたまに行っていたパチンコの最中にも発作がおこってしまい、友人に来てもらうこともありました。

しかし、このくらい我慢出来ると考えてしまっていたのでどうにか対処しながら生活をしていました。

1年ほど経ったある日、それまでで1番辛いパニック発作がおきてしまい、電車に乗ることが出来なくなってしまいました。

もう駄目だと思い医師に相談するとパニック障害の診断がおりました。

一度倒れた経験から、また倒れたらどうしようという不安から発症したのではとのことでした。

人がいる所で倒れたら助けてもらえるから良かったという考え方が出来れば心穏やかにいられるのかもしれないが、小心者の私は人がいる所で倒れたら恥ずかしいと思ってしまう。

人に迷惑をかけたくないという思いが人一倍強いので、また倒れたらどうしよう、ここで癲癇の発作が起きたらどうしようと考えてしまっていたためパニックに繋がってしまったようでした。

とりあえず、頓服のお薬を処方してもらったのですが、人によってはお守りになってパニック発作が落ち着く人もいるとのことでしたが、私はパニック発作がおきそうだと感じたら飲むようにしました。

一度内服するとすぐに効き、5〜6時間持つお薬だったので1日1錠内服していました。

癲癇発作から2年が経ち車の運転の許可も降りたので、通勤も車に戻りました。電車と違い音楽をかけ歌いながらいられるので通勤中はパニック発作も起こらなかったのですが、3車線の道路で右折レーンの先頭にいた時でした。

ここで癲癇発作が起きたらどうしようという考えが出てきてしまい、動悸、息切れ、冷や汗が止まらなくなってしまいました。

急いで薬を飲み大声で歌を歌いその場を凌いだのですが怖かったです。

うそつき呼ばわりされる日々

パニック症になってからうそつき呼ばわりすることも増えてしまいました。

私が傷ついた言葉を紹介します。

甘えてるんじゃないの?

体調不良で寝込んでいた時に、母親から「甘えじゃないの?」と言われるようになってしまいました。

精神病に理解がない母親のことですから、昔の考え方を押し付けられたかもしれません。

努力や根性などで治るようなものではないので、本当に辛かったです。

本当は嘘をついているとでもいいたかのように私は睨みつけられてしまいました。

一人で留守番くらいしなさい

発作時にあまりの恐怖で一人で留守番ができなくなってしまった時があります。

だれか側にいないと不安になってしまうのです。

それも信頼できる人じゃないと本当に辛い。

その際「一人で留守番ぐらいできるでしょ」と私の意見を無視して一人ぼっちになってしまった経験があります。

強い不安感と発作で、さらにトラウマが増してしまいました。

気の持ちようじゃないの

親と少しだけ口論となり、なかなか仕事が決まらない私に「精神病は気の持ちようだ・・・」というようなことを言われました。

就職がなかなかできず心配していた親だからこその言葉かもしれませんが、本当にショックでした。

精神病はうそつきで、甘えているわけではないということを理解できないことがいるということを学んだ。

パニック障害の嘘つきは要注意!甘えや仮病を見分ける4つのポイント!こちらの記事も参考にしてみてください。

結婚を気に症状が改善

その後は結婚し、自分で運転することがほぼ無くなったため運転中の発作は落ち着きました。

妊娠をきっかけに仕事を退職し、趣味のパチンコをやめた今、パニック発作をおこすことは無くなりましたが、回復したとははっきり言えません。

夫の出張で駅まで送って行く際の車の運転ではやはりどきどきしてしまいます。

お薬とうまく付き合って行くしかないのかなと思います。

発作を起こさないような生活ができれば理想的だけれど、なかなか難しいところがありますね。

それでもこんな私でも認めてくれる旦那さんを見つけれたということを思うと感謝しかないです。

親とも和解することも出来き、結婚式では涙を流して喜んでくれました。

さまざまな辛いことがありましたし、自己否定に落ちることもあるのですが、認めてくれる人っているのかと思いました。

現在悲しい思いをしている方でも、私のように幸せになれる可能性は十分ありますから安心してください。

悩みを相談してみませんか?厚生労働省の電話の窓口はこちらから。

相談相手がどうしてもいないという方はこちらも参考にしてみてください。

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