将来結婚を考えていた彼女がパニック障害になってしまって大変な目にあってしまいました。吐き癖があった彼女は嘔吐恐怖症も併発し辛そうで見てられません。
一般的なデートや世話をすることがとても難しく別れることを決意。
今回は出会いから別れた経緯、そしてその後どうなったのか体験談を紹介したいと思います。
パニック障害彼女との出会い
まず、簡単に私の
自己紹介をします。20代後半一人暮らし男性会社員です。
詳しい職業は申し訳ございませんが割愛します。残業や急な休日出勤がとても多く、歴代彼女からは「デートの約束が守れない」と言われ交際数か月で振られてしまうことばかり。
そんな私でも、結婚をして家庭を持ちたいという夢があります。そのため、マッチングアプリを使用した婚活をしています。
パニック障害持ち彼女と付き合うきっかけ
彼女とは、マッチングアプリにて出会いました。ログイン回数も多く、プロフィール内容も充実して好印象でした。
一番魅力的に感じたのはプロフィールに設定している笑顔の写真でした。いわゆる「一目ぼれ」です。もうすでに、やりとりしている男性がいるとは思いましたが、ダメ元で「イイね」ボタンを押しました。
その後、連絡交換までスムーズに行き、1か月ほどやり取りを行い、会うことになりました。
実物の彼女もやはり素敵で、会話もとても楽しかったので「これは逃したくない」と思いました。帰り際、私から告白をしお付き合いをスタートさせました。
パニック障害に彼女がなってしまったエピソード
お付き合いも順調に進み、季節が春から夏に変わったころです。
久しぶりに休みが取れたので、電車に乗って日帰り旅行にいきました。
その時です。急に彼女の体調が急変し過呼吸になってしまいました。
電車の乗り換えのためにホームに降りましたが、それ以降彼女はパニック障害となってしまいました。
その後病院に何度も通いました。彼女は自律神経が乱れると吐き癖があり、強い嘔吐感に悩まされていたようです。
彼女はパニック障害から併発して嘔吐恐怖症にまでなってしまったのです。
これが、私のパニック障害持ちの彼女との出会いです。
パニック障害の彼女がめんどくさいと思う3つの理由
パニック障害さらに併発して嘔吐恐怖症まで発症してしまった彼女。
私がめんどくさいと思ってしまった出来事はこちらです。
お酒の場に行けない
私はお酒を飲むのが大好きです。居酒屋のあの何とも言えない楽しい雰囲気も大好きです。
彼女とお酒を交わしながら、日常あったことを語らうのが夢でした。
彼女も気を効かせて宅飲みを提案してくれましたが、居酒屋の楽しい雰囲気がなくつまらないお酒となってしまいました。
しかし、パニック障害患者はお薬を飲んでいる状態ですと薬の効果を弱めたり、飲みすぎることは体調にもよくありません。
さらに嘔吐恐怖症の彼女はお酒の匂いで心臓がバクバクしてしまうため、お酒の場に行くこともできません。
交通手段を考えないといけない
パニック障害の彼女とデートする時の移動に非常に気を使います。
電車や新幹線に乗ることが困難な為、私が車を出します。しかし高速道路を使うと閉鎖的空間が苦手な為難しかったり、渋滞を避けないと彼女が発作を出して暴れてしまう恐れも。
デートをする前に体調や天候。道路の混み具合なんかも調べてなるべく近場で遊ぶようにしました。私は遠出が好きなので、たまには行きたい。でも行けないという状態が非常に辛かったです。
彼女の世話が大変
彼女がパニック障害とわかってから、「克服できる方法は?」「パートナーとしての付き合い方は?」等調べる機会が増えました。
最初の方は「支えないと」と思っていたので、努力をしました。良い心療内科はないか?等提案もしました。
ただでさえ、仕事が忙しく1秒でも早く眠りたいのに彼女のことを考えるのが最後の方はとても煩わしかったです。
普段だったら許せるような些細な言い合いの際に頭に血が上ってしまい「パニック障害は私ではなく、彼女自身の問題なので、病院に行くなど、自分のことは自分で解決してほしい」と吐き捨ててしまいました。
パニック障害患者といると付き合っている人にも影響をあたえてしまう場合も。
パニック障害持ちの彼女と別れる為の使った3つの方法
私から告白して楽しい思い出も作ってもらったのに、病気になってしまったから別れるというのはとても罪悪がありました。
お互い結婚を考えるくらい親密な関係までいったのに、病気によって2人のプランが崩れ去ってしまいました。最初は守ってあげたいという気持ちでしたが、私が思っていた以上に世話をするのが大変でした。
そんな私が別れるために使った方法はこちらです。
克服しないと付き合えないことを伝えた
彼女と一緒にいる時間はとても居心地がよく、仕事のことも忘れてリラックスできる貴重な時間でした。
昼間のカフェでのおしゃべりや宅飲みも先ほどはつまらない時間と書いてしまいましたが、よく考えたら幸せでした。
私も欲が出てしまい、彼女とおいしい食事とお酒と居酒屋の楽しい雰囲気を楽しみたいと強く感じるようになりました。
飲み歩きが趣味のため、連れていきたいお店もたくさんあります。一生をかけて日本中・・・だけではなく、外国の酒場も一緒に巡りたいと考えていました。
しかし、良い飲み方をする人ばかりではないので、お酒と嘔吐は切っても切れないものです。嘔吐恐怖症の彼女を酒場に連れていくわけにはいきません。
将来的に子どもを望んでいることを伝えた
私の家族計画として、子どもは切っても切れないものです。こればかりは授かりものなので、できない場合は仕方がありません。
パニック障害になってしまっただからといって何も挑戦しず、逃げることはいくら好きな彼女であったとしても許すことはできませんでした。
どうしても、子どもが欲しかったのです。この価値観の違いはどうしても捨てきれず素直な気持ちをぶつけました。
ずるずるせずに交際継続か、終了かの決断を行った
互いに真剣に結婚を考えているのでマッチングアプリを使用した婚活をしていました。女性は妊娠、出産という人生の大イベントが多数待ち構えています。
私のわがままにずるずると付き合わせるわけにはいきません。そのため、決断は早い方が良いと判断しました。
彼女にパニック障害と向き合う覚悟が感じられないと私は判断したため、交際終了という決断を下しました。もしかしたら私ももっと何かできることがあったかもしれません。
とても悲しい別れになってしまいましたが、私もおかしくなりそうだったので仕方がないというふうに思うしかありませんでした。
パニック障害の人と将来結婚は無理なのか
私は結婚を考えていましたが、どうしてもお世話をするのが難しく断念してしまった1人です。
しかしパニック障害彼女と付き合ったことで、書籍やネットなどで病気を調べる機会が増えました。
その中で「パニック障害でも幸せな結婚が出来ました」「パニック障害でも無事出産することができました」など微笑ましい情報がたくさん書いてありました。
今思えば私自身も結婚に焦りを感じていた為、衝動的な行動をすることが多く、計画が乱れたことで別れを切り出してしまったと思います。少しばかり後悔すら感じてます。
現在パニック障害で悩んでいる人でもたくさんの人が完治をしていますし、結婚をしているという事実があることを知って欲しいです。
まとめ
私がお付き合いした彼女に関しての話ですが、マッチングアプリでよくある音信不通にはなりませんでした。
人柄もとてもよく、一緒にいて居心地がよかったです。仕事柄残業や急な出勤も多く、せっかくのデートも何度か流れてしまうこともありました。
それでも「大丈夫だよ、次はいつ空いている?」という言葉に救われました。
見た目もマッチングアプリを使用しなくても結婚できるのでは?と思ってしまうくらい素敵でした。
彼女がパニック障害ということで、私自身お付き合いしている最中はお酒の場に行く機会が減りました。休肝日にもなり健康的な日々を送ることができました。
お互いにとって良い決断だとはわかっていたものの、別れた後はとても落ち込んでしまいました。お酒の量が増えてしまいました。
半年ほどかけて何とか立ち直り、婚活を再開しています。
彼女のような素敵な女性には未だ出会えていません。時間を巻き戻せるのであれば、彼女に告白した日に戻りたいです。パニック障害にも向き合うべきでした。
まとめとしましては、彼女には落ち度はありません。
私自身が持っていた理想の家族計画を変えるべきでした。お酒をやめたり、子どもがいない生活を選択できていれば結婚できたと思っています。
読者の方が、人生をかけてでも支えたい相手だと思えるのであれば、自身の考えを変える必要があると考えます。
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