パニック障害の症状は雨の日や梅雨の時期になると強く出てしまうとよく聞いた事があると思います。
雨の日だけではなく、季節の変わり目であったり、気温が暑くなると体調を崩しやすくなってしまいます。
だからこそ正しい知識を身につけ、天候に左右されず不安が解放された楽しいライフスタイルを送れるようにしましょう。
まずはどうして雨の日に体調を崩しやすくなるのか解説していきます。
パニック障害の症状はどうして雨の日に強く出てしまうのか?
パニック障害はどうして雨の日に強く症状がでてしまうのでしょうか?
雨になると大気の圧力によって低気圧になりやすくなります。
低気圧になると、血液やリンパの流れも悪くなってしまい体調を崩しやすくなるという事です。
また地球温暖化により気温が年々上昇しているというデーターもでております。
こちらも参考にしてみて下さい。
気温や湿度の上昇がパニック発作の引き金になることがわかっていますが、はっきりとした因果関係は不明のままです。
1℃というとわずかに思えるかもしれませんが、平均気温が1℃高くなるごとに絶滅の危機にひんする生物種の数が10%ずつ増加します。
一般的に気温が1℃上昇すると、内臓機能は10%低下して、脳や心臓、肺に大きなダメージを与えます。
韓国での調査になりますが、温度が1℃上昇すると、自殺者の数も1.4%増えるという研究結果が出ています。
パニック障害の人にとって天気や気温で、体調が変わる可能性が十分あるという事が分かります。
精神科の先生が説明する梅雨の時期に気分が憂鬱になるのはなぜか?
こちらの動画も参考になります。
パニック障害になった人の天気に対する考え方
パニック障害になってしまうと、雨の日に体調が悪くなってしまう可能性があるという話をさせて頂きました。
しかしパニック障害になった人でも、天候に左右されない人達もいます。
まずは雨の日に対する考え方を変えていきましょう。
「天気予報を見たら明日雨の日だった」
↓
「明日は体調が悪くなってしまう」
↓
「不安が増加してしまう」
↓
「体調が悪くなってしまう」
このような思考のメカニズムになってしまっている方は考え方を変えていく努力をしていきましょう。
雨=体調が悪くなってしまう
ここを切り離していきましょう。
・雨が降ったら明日は涼しくなって過ごしやすそうだな
・体調が悪くなっても一時的だから別に大丈夫だな
・明日は雨だから家で何をしようかな
雨が降っても前向きな気持ちで接していくと、心が軽くなってきます。
パニック障害になってしまった人の雨の日の対処方法
雨の日に体調不良になってしまう原因は、低気圧によって血流やリンパの流れが悪くなり体調を崩すという事でしたね。
逆を考えれば、血流やリンパの流れが良くなる事によって体調不良を改善出来る可能性があるという事です。
では具体的に血流やリンパの流れを良くするにはどのような事をすればいいのでしょうか?
・軽い運動をする
・ストレッチをする
・水分を沢山摂取する
・マッサージをする
・ゆっくり入浴をする
・ストレスを感じないようにする
・規則正しい生活をする
上記の事を意識するだけで、雨の日に体調を崩しづらくなる可能性があります。
意識的に生活習慣に落とし込んでみてください。
なかなか全てをこなすのは難しいと思いますので、僕のオススメはしっかりと湯船に使って入浴するがいいと思います。
お風呂は誰もが習慣の一つとしてあります。体を冷やさない事は非常に効果的ですし、気軽に出来る対処法なのではないでしょうか?
いかがでしたでしょうか?
今回の記事を読んで天気に左右されない体や思考作りに励んでいきましょう。
ただ無理だけはしてはいけません。
ゆっくり、焦らず、頑張らずにマイペースにいきましょう♩
またこの時期は暑さによっても体調を崩す場合があります。
こちらの記事も合わせて読んでみる事をオススメします。
少しでも皆さんのお役に立てたら幸いです。