帝王切開前と後でパニック障害の症状が悪化してしまう場合があります。
帝王切開前による恐怖や不安、帝王切開後の頭痛やパニック発作がでやすくなってしまう理由や予防法は?
パニック障害を抱えながら帝王切開を乗り越えたい人や、周りの方でそのような状況の人がいる場合はこのまま記事を読み進めてください。
パニック障害でも大丈夫なの?帝王切開ってどんな手術?
帝王切開ってどんな手術方法なのでしょうか?
またパニック障害の人でも大丈夫なのでしょうか?
1985年にWHO(世界保健機関)は、適正な帝王切開率の基準を10~15%と示しました。当時、アメリカではすでに20%を超えていましたが、日本では5~10%ほどでした。ところが現在は、日本でも帝王切開率が20%を超える時代になりました。
日本で帝王切開が増えた理由は2つあります。ひとつは、主に産む側であるお母さん自身の変化。もうひとつは、リスクを排除しようとする社会的理由です。
次のような手術方法を帝王切開といいます。
パニック発作を乗り切る帝王切開前の予防法?
帝王切開の前日は健康な方でも不安や恐怖を感じる方もいます。
手術と聞いたら怖いと思う人が多いでしょう。
パニック障害を抱えている人にとってはさらに精神に負担がかかってしまい、症状が悪化してしまう恐れがあります。
基本的にはパニック障害のお薬を飲んで不安症状を抑えるのですが、妊娠中はお薬の服用はいいのか?
という不安もあると思います。
妊娠中のお薬服用については、こちらの記事で書いてありますので参考にしてください。
妊娠中のお薬服用は大丈夫です。
もちろん妊娠中は飲まない方がいいのですが、精神的なストレスが長続きしてしまう場合は流産になってしまうリスクがあります。
お薬を飲まないようにすることで、精神的ストレスや不安が増強してしまうのであれば飲んだ方がよいです。
お医者さんに相談して薬を減量してもらったり、薬の種類を変えてもらうことをオススメします。
精神科の先生が不安を取り除く方法を動画で解説してくれております。
是非こちらも参考にしてください。
パニック発作が出やすくなる帝王切開後の予防法?
帝王切開を終えた後、体調を崩してしまう方もいます。
・頭痛が出てしまった
・吐き気があった
・嘔吐をしてしまった
・パニック発作の症状が出た
このような事が確認されております。
原因はなんでしょうか??
これは注射のミスではなく、脊髄への注射において一般的なことのようです。
髄液が漏れると脳の状態や血流などが変化するため頭痛が起きるといわれており、漏れた量が多いほど症状も重い傾向にあります。
帝王切開の時だけでなく、腰椎麻酔をほどこされた人の一部にこういった症状が現れます。
体調不良の原因が麻酔という可能性があります。
もし手術後症状が現れた場合下記の事を行って和らげていきましょう。
・水分をたくさんとること
・安静にしていること
・母乳をあげてない場合コーヒーや紅茶でカフェインをとる
・お薬を服用する
いかがでしたでしょうか?
みなさまのお役に立てたら幸いです。