パニック障害になったばかりの頃、いかに拘束される空間にいることが辛いという事が分かりました。
とくに苦楽を共にした大事な友人の結婚式のお誘いがあった時、前日から発作の恐怖とお祝いしたい気持ちが混ざり合い、寝れなかった事を覚えてます。
ましてや、自分が結婚式をやる側になってしまった時は考えただけでも、地獄のような不安が襲ってきますよね。
あなたが苦しいのは十分分かります。
なぜなら自分も、同じ経験をしているからです。
無事結婚式を乗り越えてほしいからこそ、はっきりストレートに自分がうまくいった解決方法を言います。
結婚式でパニック発作が出てしまうのが不安
パニック障害を持ちながらの結婚式。
幼い頃からの友人が結婚式に誘ってくれたらおめでとうを言いたいですよね。
一緒に幸せを分かち合いたいですよね。
自分が結婚式をやる側の立場の時はもっと心配になりますよね。
普通の人でも結婚式は準備だけでも大変ですよね。
友人を招待したり、演出を考えたり、予算の打ち合わせをしたりとやることが沢山。
本番は、緊張してしまう方もいるのではないでしょうか?
女性にとっては憧れ!人生で自分が主人公になって輝ける日ではないでしょうか?
しかし、パニック障害の人にとっては楽しいはずの儀式が、苦しみの時間になってしまう恐れがあります。
結婚式は、閉鎖的な空間に拘束されてしまう状態が数時間続きます。
「こんな時に発作が出たらどうしよう…」
「みんなの前で恥をかけない…」
そんな思いから、翌日からよく眠れなかったり、日が近づくにつれて不安が高まることがありますよね。
どうしたら少しでも不安を取り除く事が出来るのでしょうか?
実際パニック障害を抱えながら、結婚式を無事終えた事のある人のアドバイスや、自分が体験した事をシェアしたい思います。
パニック障害の人が結婚式を乗り越える為の3つの方法
結婚式に出席する人
・頓服を常に携帯しておく
・鞄の中に飲み物や紙袋や携帯電話を持っておく
・幸運グッズやお守りなどを持っておく
・閉鎖的空間が辛かったらいつでも退出してもいいという考えを持っておく
・演出にはできる限り参加しないようにする
出席だけする人は、式を上げる人よりも負担は軽いはずです。
フラッシュモブなどのような演出のサプライズの依頼は出来る限り断っておきましょう。
失敗できない、参加しなければならない状態を自ら作り出してしまうと、一つの不安材料になってしまいます。
鞄の中には、しっかりとお薬や飲み物を用意しておきましょう。
結婚式が始まる前に、予期不安が起こっていなくてもお薬を飲んでおく事をオススメします。
結婚式をあげる側の人
・結婚式の打ち合わせでしてほしいことはしっかり伝えておく
・仲人さんにお薬を渡しておく
・自分の結婚式だとしっかりと認識する
・出席してくれる人達にはあらかじめパニック障害の事を理解してもらっておく
まずは式場としっかり打ち合わせをしましょう。
段取りを把握しておき、不安材料が一番強い場面は、少し短めの時間にするなどの配慮しましょう。
仲人さんには、お薬と飲み物の用意をあらかじめ準備してもらい、突然不安に襲われても助けてもらえるような逃げ道の確保をしておくと安心します。
もちろん結婚式が始まる前に、お薬は飲んでおきましょう。
招待する人には、自分がパニック障害だと理解してもらっている方を呼ぶか、事前に伝えておくとよいでしょう。
そして自分が結婚式の主役だからとプレッシャーに思わない事が大切です。
「楽しませなきゃ」
「迷惑をかけたくない」
なんて思わなくて大丈夫です。
少しでもほっこりさせれればいいのです!
迷惑かけてもいいのです!
なぜなら主役はあなただからです。
無事結婚式を乗り切った!パニック障害を持ち患者さんからの嬉しい声!
パニック障害を持ちながら結婚式を無事乗り越えた先輩達の声はこちら!
履き気が凄くて、白無垢を汚さないか心配していましたが無事でした。
白無垢の時は締め付けなどが苦しかったようですのでウェディングドレスを着た時には吐き気はおさまりにこにこしていました。
花嫁の世話係の介添えさんがいて、大丈夫だからと励ましてくださいました。
着物着ましたか?私はドレス着たら、突然、みんなに見て貰いたくなりました。お互い綺麗にしてもらいましょう。
頓服で乗り切りました! 後少量のお酒で気分良くなりました
何ひとつ不安にならずにゆる~く 肩の力を抜いて。
いかがでしたでしょうか?
少しでも不安が解消されたら幸いです!
そして発作が出てうまくいかなくっても、それも歴史に残る思い出エピソードではないでしょうか!
皆さんの幸せを心から願っております。
焦らずのんびりゆっくりと♩