パニック障害がなかなか治らない人は、このまま一生この病と戦い続けるのかと不安に思うはずです。
パニック障害はすぐ治る人で数週間、治らない人で何十年という月日がかかってしまう恐れもあります。
その原因がもしかしたら医師の誤診による原因の可能性もあります。
パニック障害がなかなか治らないと悩んでいるあなたの一生に関わる問題ですのでこのまま記事を読み進めてください。
パニック障害が治らない!一生苦しまない為にパニック障害を知る!?
突然の動悸、過呼吸、目眩、さまざまな症状を出すパニック発作。
いつ襲ってくるか分からない恐怖に怯えてしまっても仕方がありません。
パニック障害は現代のストレス社会が生んだものだと思われているかもしれませんが江戸時代からあったと言われております。
当時は、「驚悸(きょうき)」と呼ばれていたそうです。
1800年代の欧米が「不安神経症」という病気の一つとして扱われました。
不安神経症と言われた患者さんはいずれも、ふるえや目眩や動悸などを訴えます。
しかし治療を進めていくなかで、同じ薬を使用しても治らない人、治る人がいるのです。
1950年代に入ると新薬が開発され、急性な不安や恐怖を訴える人に対して処方されるようになりました。
様々な研究結果から、不安神経症には2種類のものがあると仮説が立てられたのです。
急性的な不安が襲う不安神経症
慢性的な不安が襲う不安神経症
それがこちらです。
現在は、急性的な不安が襲う不安神経症を「パニック障害」、慢性的な不安が襲う不安神経症を「不安障害」と言われるようになりました。
パニック障害が治らない!一生苦しむ危険!発作のメカニズムは!?
パニック障害は、心理的症状や、精神的状態が悪いから起こると思われがちです。
「親の育て方のせいだ」
「気のもちようだ」
「性格の問題だ」
こんなふうに言われたことはありませんか?
これらの意見も間違いではありません。
親から甘やかされたりしたら、ストレスに弱い子になる可能性もありますし、気の持ちようで前向きに捉えれたりします。
虚弱体質でなかなか自分の物事をはっきり言えない性格の人は、ストレスの発散が苦手な人もいます。
しかし最近の研究の中で、脳機能の異常というデータが出るようになってきました。
ですのでパニック障害は、気の持ちようの問題では解決できないと言われております。
だからこそパニック障害を抱えている患者さんは、「自分が悪い」と勘違いしてしまいます。
「自分の性格が悪いから」
「自分が気が弱いから」
と自分に自信をなくしてしまうのです。
パニック障害が治らない!一生苦しむ危険!内科での診断は危険!
パニック発作を体験したらどうしていいか分からないのでまずは、内科に受診してしまうと思います。
私もそうでした。
パニック発作と似たような症状で、不整脈や、心臓病を疑う場合があります。
内科で行われる検査は、血液検査や、心電図や、CTスキャンでしょう。
しかし問題が一切ないのです。
医師は「異常がありません」と言われてしまうでしょう。
体に問題がなければしばらく様子を見ましょうといってそのまま帰してしまうことでしょう。
病気を治すのに「早期発見、早期治療」かかせません。
もちろんパニック障害の発見も早ければ早いほどいいです。
パニック障害が治らない!一生苦しむ危険!精神科での誤診も注意!
ようやく精神科の病院にいったとしても、診断が甘いと違う病気名をつけられてしまいます。
恐怖症
強迫性障害
全般性不安障害
社交不安障害
急性ストレス障害
PTSD
これらもパニック障害と同じ不安障害の一種です。
治療法も異なりますので、治らない原因の一つになる可能性もあります。
パニック障害が治らない!一生苦しまない為の診断!
精神科の間違った投薬により、さらに症状が悪化してしまう恐れがあります。
ですので診断や、投薬は本当に真剣に向き合わなければいけないと私は思います。
自分自身を守る為にも徹底して、病院を調べた方がいいと感じました。
パニック障害を完治した実績が高い病院
カウンセリングに時間をかけてくれる病院
薬を体調に合わせてしっかり調整してくれる医師
私はこの3つは病院選びにとても大事な要素だと思います。
そして患者さん自身も自分の状態をしっかりと細かく伝える配慮も必要になってきます。
いかがでしたでしょうか??
パニック障害が治らないと感じている人が少しでも良い方向になっていくことを心から願っております。