もしあなたがパニック障害になってしまい、失神に怯えているのであれば安心してください。
パニック障害になった患者さんで、失神した人はほとんどいません。
医者からパニック障害と診断され、なんらかの場合に失神してしまった場合パニック障害以外の病気の可能性があるかもしれません。
現在パニック障害で失神をしてしまうのではないかと不安な方や、パニック障害を持っている方で失神をしてしまった方はこのまま記事を読み進めてください。
パニック障害と無関係な失神とは?
これは、あくまでも一過性のものを失神と言うそうで、長い事意識がない場合は失神にはならないそう。
専門用語的な感じになりますが、一過性意識消失発作、脳貧血というのも同じ意味を指すそうです。
気絶すると捉えてもらっても大丈夫ですが、気絶は息ができなくて意識を失う事も含むそうなので、厳密にはそこが気絶と失神の違いだそうです。
気絶は失神を含む幅広い症状です。
パニック障害の発作を経験すると、
「このまま意識がなくなってしまうのではないか?」
「このまま倒れてしまうのではないか?」
このような感情が生まれてしまうのではないでしょうか?
しかしパニック発作で意識を失ってしまう事はほとんどありません。
仮に失神してしまった場合は、他の病気の場合があります。
ではどのような病気の可能性があるのでしょうか?
失神が起きる原因とは?
パニック障害の症状でなければどのようなことが原因なのでしょうか?
失神してしまう恐れがある病気はこちら
てんかん
心臓病
糖尿病
不整脈
脳血管障害
低血糖
高血圧
貧血
失神が起きる一番の原因は血流の流れが悪くなることや、筋肉の衰えが原因になることがあります。
気絶・失神してしまうほどの症状であれば、その時に薬を処方してくれることがほとんどです。
症状がひどく、最終的に気絶・失神してしまうような場合はその状況によっては(例えば、車を運転中など、乗り物を運転している時など)とても危険な状態になってしまうこともあります。
そうした場合にでもすぐに薬を飲むことで、症状が緩和させることはとても大切なことです。
なかには薬の副作用を心配して服用することをに抵抗を感じてしまう事があるかも知れませんが、車の運転中に事故を起こしてしまうなどのことを考えれば、やはり常時持っていることは必要なことだといえるます。
失神を繰り返すようであれば、内科や心療内科で原因を突き止めることが必要になってきます。
失神が起きない為の対処法は!?
失神が起きてしまった場合、周りの方はどのように対応したらいいのでしょうか?
まずは、2つの確認事項があります。
呼吸をしているか?
体の反応があるか?
上記の2つは確認しなければなりません。
もし2つとも当てはまるようであれば、心肺蘇生を速やかに開始しましょう。
自分自身ができる予防対策はこちらです。
・激しい運動はさける
・脱水はさける
・暑い場所はさける
・横になる
・しゃがむ姿勢をとる
・長時間の立ちっぱなしをさける
以上の事を守っておけば、 失神してしまうリスクを限りなくさけることができます。
もちろん個人差があります。
とにかく血流の流れと、他の病気にかかってないか自分の体の状態をしっかり把握しておく必要性があります。
いかがでしたでしょうか?
皆さんのお力になれたら幸いです。