パニック障害は人格障害(パーソナリティ障害)になりやすいことを知っていますか?
人格障害とはどのような特徴をもっているのでしょうか?
パニック障害の人は人格障害になると善悪がつかなくなってしまう!
パニック障害の人は人格障害になるとより自分への自己愛が強すぎる場合がある!
パニック障害の人は人格障害になると傷つきやすくなってしまう!
まだまだ特徴はありますが、1つでも心あたりがある場合はこのまま記事を読み進めてください。
パニック障害の人が併発しやすい人格障害ってどんな病気?
パニック障害の人が併発しやすい人格障害ってどのような病気なのでしょうか?
こちらをご覧下さい。
前向き・陽気・几帳面・怒りっぽい・神経質・おおらか・飽きっぽいなど、性格を表す言葉は数え上げればキリがありません。
誰もが様々な性格をもっている中で、中にはその一部分が極端に偏ったようになり、社会生活を送る上で自分も他人も苦しませてしまうようになる人がいます。
こうした人々のことを精神医学の分野では「パーソナリティ・ディスオーダー」と呼ぶようになり、日本では「人格障害」と呼ばれるようになりました。
なかでも、気分の波が激しく感情が極めて不安定で、良い・悪いなどを両極端に判定したり、強いイライラ感が抑えきれなくなったりする症状をもつ人は「境界性人格障害」に分類されます。近年では「境界性パーソナリティ障害」とも呼ばれています。
「境界性」という言葉は、「神経症」と「統合失調症」という2つの心の病気の境界にある症状を示すことに由来します。
いかがでしたでしょうか?
上記が人格障害の特徴になります。
パニック障害の人の為の、人格障害チェックリスト!
□対人関係の変動が激しく、コミュニケーションが安定しない。
□気分や感情がめまぐるしく変わり、周囲の人々がついてこられない。
□感情のブレーキが効かず、ちょっとしたことで癇癪(かんしゃく)を起こしたり、激しく怒り、傷つきやすい。
□自殺のそぶりや自傷行為を繰り返し、周囲に動揺を与える。
□自己を損なう行為(薬物・アルコール・セックス・万引き・過食・買い物など)に依存しやすくなる。
□いつも空虚な気持ちを抱き、幸せを感じにくい。
□生きることに対して辛さや違和感を持ち、自分が何者であるかわからない感覚を抱いている。
□強いストレスがかかったとき、一時的に記憶がなくなり、精神病状態に似た症状を起こしやすい。
いかがでしたでしょうか?
8つ以上の項目にあてはまった場合、人格障害の場合があります。
とくに自分で正しい判断が出来ず、突然怒りだしたりしたら要注意です。
ではどのように対処したらよいのでしょうか?
パニック障害の人が人格障害を予防、改善するには?
パニック障害の人が人格障害を予防、改善するにはどのようにしたらよいのでしょうか?
精神科の受診
人格障害と判断された場合は、すぐに精神科の受診をしてみることをオススメします。
パニック障害からずっと通われているお医者でもかまいません。
症状を細かく伝えましょう。
薬を使った治療
人格障害も、一定の安定剤が処方されます。
お薬を使って治す事も可能なのでお医者の指示に従って下さい。
周りの方の接し方
周りの人も、決して甘やかしすぎず、見放さずの距離感をしっかりと保ちましょう。
面倒をみすぎてしまうと、今度は人依存をしてしまう可能性があります。
困っている時に手を差し伸べるという感じがよいでしょう。
カウンセリング
現状を本人にしっかり把握してもらうことです。
自覚症状がない場合があるので、善悪の区別がつかなくなっている場合があります。
しっかりカウンセリングで原因になっている出来事をクリアーにしていきましょう。
いかがでしたでしょうか?
みなさんのお役に立てたら幸いです。