パニック障害を持っている患者さんで、誰かに病気を打ち明けるという手段を取れない人がいます。
・自分が精神病を持っていることが恥ずかしい
・打ち明けることで嫌われたくない
・助けを求めたくても求められない
上記に当てはまりましたらそのまま記事を読み進めてください。
パニック障害を打ち明けることがなかなか出来なかった!
精神病に対する世間のイメージを気にしすぎて私もパニック障害を身内以外には打ち明ける事が出来なかったです。
おかしいやつと思われるんじゃないか?
受け入れてくれるだろうか?
引かれたらどうしよう…
脳裏に浮かぶネガティブワードの数々に日々葛藤してました。
初対面の人に会う時は、元気そうに振る舞うことが凄く苦痛でした。
大人数の席では、体調を崩してみんな空気を壊さないようにすることが凄く苦痛でした。
久々に知り合う友達にも、自分の病気を隠す事で必死になって凄く苦痛でした。
私と同じ経験をしている人はいるのではないでしょうか?
パニック障害を打ち明けることでこんなに楽になった!
人に会うたびに我慢、我慢、我慢の毎日。
せっかく回復してきたパニック障害がまた再発してしまうのではないかと思い、考え方をガラリと変えました。
こんなに我慢するなら始めからパニック障害だということを打ち明ける事にしました。
とてもシンプルかつ我慢が解放される方法でした。
その日から人と接する時の負担が減ったのです。
具体的にどのように楽になったか?
相手が病気を理解しようとしてくれた
自分がパニック障害と伝えると、病気の事を知っている人や、昔体験した人もいます。
改善方法を知っていたり、相手が自分に寄り添ってきてくれたりします。
理解できない人は向こうから去っていった
100人いれば100通りの考え方を持つ人がいます。みんなに好かれることは不可能に近いのです。
パニック障害を伝えた事で、理解できない人はどんどん去っていってくれます。
一見悲しいですが、理解出来ない人と一緒にいても負担にしかならないと私は感じました。
助けてくれる親友が増えた
パニック障害を打ち明ける事により、助けてくれる親友が増えました。
あなたが思っている以上に、理解してくれる方はいます。
もっと自分に自信を持っていいと私自身も励まされました。
パニック障害を打ち明けることで起きた嫌なこと
パニック障害を打ち明けることでいい事もありましたが、嫌なことも起こりました。
心にもない言葉をかけられた
「甘えだ」、「大人なんだから」、「しっかりしなさい」
理解しようとせず、個人の価値観をぶつけられ、強く病気を否定する方もいました。
いじめを受けた
精神病を持っている危ないやつと、周りに言いふらされ集団いじめを受けた。
仲のよかった友達にも連絡が取れなくなりとても辛い思いをした。
無理矢理勧誘を強要された
弱みを握られ、これを飲めば必ず病気が治るといわれ、
高額なサプリメントを無理矢理買わせようとした。
パニック障害を打ち明けることでいい事もあれば、悪い事もあります。
しかし私は今後パニック障害とお付き合いしていく為にも、自分できちんと受け入れ、
完全完治するまでは、信頼できる人以外にも打ち明けるという選択をとった方が気分が楽になるんではないと思ってます。
いかがでしたでしょうか?
少しでも皆さんのお役に立てたら幸いです。