パニック障害はすぐ治る人と、すぐに治らない人がいます。
この違いはどこから生まれてくるのでしょうか?
パニック障害の発作は、とても苦しくこのまま死んでしまうのではないかと思うほどです。
1日でも早く治りたい気持ちはもの凄く分かります。
しかし少しでも治療を謝ると、長年パニック障害に苦しむ危険があります。
パニック障害に現在悩んでいる人はこのまま記事を読み進めてください。
パニック障害にはすぐ治る人と、すぐ治らない人がいる!
パニック障害には数週間ですぐ治る人と、数十年以上かかってもなかなか治らない人がいます。
私は、この違いを知りたくて自分自身で調べたり、パニック障害を経験し克服した人に直接お話を聞きました。
その結果すぐ治らない人の共通点が出てきました。
私ももともと「すぐ治らない人」の特徴にぴったり当てはまってしまったので、こんなに長引いてしまったのだと改めて実感しました。
今「すぐ治らない人」の特徴に当てはまっていても、改善することで「すぐ治る」人に近づくことが出来ると思います。
パニック障害はすぐ治るの?すぐ治らない人の特徴は!?
薬を極端に嫌う
私もそうでしたが、薬を極端に嫌う傾向があります。
たしかに、精神安定剤と聞くと、飲んでしまったらどうかなってしまうのではないか?
気が狂ってしまうのではないかという不安はあるはずです。
しかし自力で治そうとするとどんどん症状が悪化してしまう可能性があるのです。
私も長年薬を飲んでいましたが、医師ときちんと相談しながら、薬の配合を行っていけば、薬は本当に頼りになる味方です。
周りの人の力を借りようとしない
パニック障害になったあなたはこれくらい一人でなんとか出来なきゃ情けないという感情を抱いたことはあります。
たしかに誰かに頼りすぎる事によって、甘えが出てしまい、誰かいないと不安になってしまうという意見もありますから、全部頼りきってしまうのはダメだと思う気持ちは分かります。
しかしその頑固さが仇となってしまい、どんどん体調を悪くなってしまい、最終的に本当に誰かの頼りがないといけない状態まで悪化してしまう恐れもあるのです。
だからこそ苦手な場所に挑戦する時は、誰かに付き添ってもらったり、発作が出る時は一人で抱え込むのではなく誰かに体をさすってもらうだけで安心感に繋がります。
もう頼らなくても大丈夫と思った時に、一歩づつ踏み出すことが大事だと思います。
自己否定しすぎてしまう
パニック障害になってしまい自己否定をしすぎてませんか?
「私なんて…」
「どうせ出来ない…」
「やっぱり無理だった…」
今まで出来ていた事が出来なくなってしまったという劣等感があなたを自己否定に導いてしまう気持ちはよく分かります。
しかしあなたは生まれた時から
歩けましたか?
話せましたか?
走れましたか?
泳げましたか?
自転車は?
これまでの人生であなたは物凄い量の出来ないことを出来る事に変えてきました。
もちろん出来なくなった事を、また出来るようになった体験もしているはずです。
その偉大な自分に気付きましょう。
そして、まだまだ余生を過ごすにはあなたは早すぎるのです。
周りからはパニック障害のことを「気の持ちようだ」と言われたことがあるかもしれません。
でも本当は違います。
パニック障害は脳の病気だと私は認知してます。
たしかに気の持ちような部分の時もあります。
しかし自分で自分をコントロール出来るまでには、お薬だったり、誰かの助けだったり、考え方を今までと変えなければいけない時があります。
うまくいかない時もあれば、うまくいかない時もある。
そんな経験をしていれば、今日はうまくいかなかった日と思えば前向きに物事を捉えられるのではないでしょうか?
だからこそ自己否定をするのはやめましょう。
パニック障害は死ぬ病気ではないですし、治る病気という事をしっかり頭に入れておきましょう!!
限界まで頑張りすぎてしまう
パニック障害になりやすい人の性格で、頑張り屋さんが多いことは以前にも書きました。
その性格が気持ちを焦らせてしまう原因になってしまう恐れがあります。
たしかに頑張らなければいけない時もありますが、頑張りすぎるとさらに悪化してしまい、すぐ治るどころか余計に具合を悪くする原因になったりもしてしまいます。
頑張る時は調子のいい時に少しづつチャレンジすることをオススメします。
小さな達成を沢山積み重ねることで「大丈夫」という安心を沢山感じてください。
パニック障害をすぐ治る人、治らない人特徴まとめ!
すぐ治る人は医師の言う事を聞き、すぐ治らない人は医師の意見に反発する。
すぐ治る人は焦らず少しづつチャレンジ、すぐ治らない人は一気に治そうとする。
すぐ治る人は自己愛を高め、すぐ治らない人は自己否定を高める。
すぐ治る人は周りの人の助けをかり、すぐ治らない人は一人で頑張ろうとする。
いかがでしたでしょうか?
少しでも皆さんのお役に立てたら幸いです。