パニック障害を持っている方でテスト中が苦手だという方がいます。
拘束された静かな空間で、1時間以上その場にいないといけないという状況。
本当に辛いですよね。
ではどうしたらテスト中もパニック障害の発作を気にせず乗り切る事が出来るのでしょうか?
パニック障害でテスト中の不安とはどんなこと?
テスト中というのはパニック障害にとってどんなことが苦手なのでしょうか?
一つ一つ不安を抱えてしまう原因をチェックしてみましょう!!
閉塞的な空間が苦手
パニック障害で閉塞的な空間というのは、狭い部屋の中に閉じ込められている状態にあたります。
テスト中というのは、なにか不安があっても教室から出にくい雰囲気があるのです。
拘束時間が長いのが苦手
テスト中の平均時間は1時間くらいだと思います。
1時間拘束されるわけですから、パニック障害の人にとっては苦痛な時間でしょう。
静かな空間で声を出せない状態が苦手
体調が悪くても先生や教官に助けを求めようとした時、教室の静かな空間が邪魔をします。
性格によってはテスト中どんなに辛くても声を出せない方はいます。
パニック障害でテスト中に発作を気にならなくする方法
ではパニック障害の発作をテスト中に気にならなくするにはどうしたらいいのでしょうか?
テスト前に安定剤を飲んでおく
テスト中に不安を感じる時はありますが、なかなかお薬を飲むタイミングがありません。
ですのでテストが始まる5分前くらいに薬を飲んでおく事をオススメします。
先生や教官にあらかじめ体調の状態を伝えておく
先生や教官にあらかじめパニック障害ということを伝えておくことで、体調が悪くなったとき声をかけやすい状態を作る事が出来ます。
教室の席を出来るだけすみにしてもらう
出来る限りですが、パニック障害のことを先生や教官に伝えた上で、席を出口の近くに設置してもらいます。
体調が悪くなってもこっそり抜け出せる空間にしてもらうと安心感が湧いてきます。
パニック障害でテスト中に発作!何か嫌な事があっても怖がらないで!
パニック障害の発作での失敗はテスト中だけでなく、今後も他の場所や空間で起こるかもしれません。
それでも怖がらないでください。
パニック障害死ぬ病気ではないということ
パニック障害のパニック発作はとても辛いし苦しいですが、死んでしまうような病気ではないということをしっかりと理解してください。
パニック障害は20分から30分で治まること
発作は20分から30分で治まります。長くても1時間くらいで正常の状態に戻ってくると思います。
ですので落ちつて対応してください。
パニック障害は完治できる病気だということ
一生治らないと思っている方でも安心してください。新薬の開発でどんどん完治している患者さんが沢山います。
薬の力と自分の治したいという気持ちがあればしっかりと完治できる病気です。