パニック障害はレジのバイトがやりづらいと答える人が多いです。
ただでさえレジの渋滞に並ぶ事が苦手なのに、レジを打つ側に周ることは相当辛いことでしょう。
しかし働かなければいけない状態のパニック障害患者は何人もいるはずです。
どうすればいいでしょうか?
パニック障害はレジのバイトが苦手?そもそもなんで苦手なの?
パニック障害はレジのバイトが苦手な人が多いようですが、どうして苦手になってしまうのでしょうか?
それはパニック障害の発作を誘発する様々な要因があるからです。
同じ場所に滞在しないといけない
一度レジに入ると同じ場所に数時間立たされる場合があります。
閉塞空間が苦手なパニック障害の人にとっては辛い事でしょう。
レジのバイトが苦手な理由の一つとして、発作が起こってもその場所から離れづらいという原因が多くの割合をしめています。
途中で抜け出しづらい
一つのレジを任せれるとなかなか交代がしづらいのが現状です。
途中で抜け出そうとしてもなかなか動けない為、予期不安を誘発させる恐れが非常に高くなります。
人に目線がある
レジのバイトをすると、沢山の人と関わらなければいけません。
パニック障害患者の中で、人の目を非常に気にしてしまう方もいらっしゃいます。
発作で苦しむ姿を見られたくないという思いが強いため、予期不安が強まってしまう恐れがあります。
パニック障害はレジのバイトが苦手?どうしたらいいのか?
パニック障害の患者さんがレジのバイトが苦手な理由は分かりました。
どうすればいいのでしょうか?
レジをする時間が少ないバイトを選ぶ
スーパーのレジのバイトの場合、レジの拘束時間が非常に長いのですが、服屋さんや雑貨屋さんなどは比較的レジが混雑しにくい職業です。
レジの拘束が短い職業を選ぶことによって、多少の自由は効くようになります。
店長にバイトに入る前に持病の説明をしておく
バイトに入る前に責任者に持病について説明をしておくことが大事です。
それによって、面接で落とされる場合もありますが、受け入れてくれるバイトを先を選ぶことが出来るので気持ち的にも楽になる可能性があります。
仕事前にお薬を服用しておく
仕事前にお薬を服用しておくことで、予期不安を感じづらくレジに集中することが出来るでしょう。
バイトを接客業ではないものにする
最悪の場合はバイトを接客業ではなく、工場のような比較的自由に作業ができるような場所を選ぶといいでしょう。
ただしライン作業のような仕事ですと、拘束時間が長くなりますので、仕事をする前に内容を確認しておくことをオススメします。
パニック障害はレジのバイトが苦手?とにかく気持ちは楽にすることが大事!
パニック障害でレジのバイトが苦手になってしまう気持ちは十分分かります。
もし現在パニック障害を抱えていてレジのバイトをしている人は、仮に発作が出来ても大丈夫という認識をしっかりと持ちましょう。
私も外出先で何度も発作を一人でいるときに起こした事がありますが、周りの人が助けてくれたりしてくれました。
人の目を気にして、人前で発作を起こしたら恥ずかしいという考えを持つ気持ちは非常に分かりますが、実際気にしてない方がほとんでむしろ手助けまでしてくれる人や心配してくれる人達がほとんどです。
ですから仮に発作が起こったとしてもなすがままに体をあずけ、周りの人の力を借りたりすることは決して恥ずかしくないということを念頭においておきましょう。
とにかく自信を持ってください。
その自信がパニック発作の予期不安を軽減させる考え方でもあります。
いかがでしたでしょうか?
少しでもみなさんのお役に立てたら幸いです。