パニック障害でつらいとき、何もかも投げ出したくなり、自暴自棄になってしまう方もいるでしょう。
なんで自分ばかりこんな目にあっているのと、自分を傷つけてしまい負のスパイラルを巻き起こしてしまいがちになります。
やりがいを感じることがない、夢中になれることがない、周りの目が怖い…
そんなつらいときこそ実はチャンスの神様がほほえんでいる証拠なのです。
パニック障害でつらいときこそチャンス!何をしても否定的に考えてしまう時期!
パニック障害でつらいときは何をしても、否定的になったりする思考になってしまいがちです。
「自分なんて生きていてもしょうがない」
「自分が他人より劣っている」
「自分は何をしてもダメだと」
患者の大半がどうして自分だけがこんなになっているのかと思ってしまいがちです。
受け止め方の強さも人それぞれ違い、不安の大きさや恐怖感も全く違います。
ではそんなつらいときにはどうすればいいのでしょうか?
パニック障害でつらいときこそチャンス!どうしてつらくなってしまうのか?
パニック障害でつらいときがあると思うのですが、どのような原因が自尊心を損ねてしまうのでしょうか?
パニック障害で出来なくなることが増えた
今まで当たり前のように出来ていた事が、人の力を借りないとできなくなってしまったこと。
小学生でもできそうな一人で留守番や、買い物なども出来なくなり、大人なのにこんなことも出来なくなってしまったという自己否定が大きく影響します。
パニック障害で友人と遊べなくなった
友人と遊びの約束をしても、体調がすぐれなかったり、途中で発作を出してしまい、遊びに誘われなくなってしまう恐れもあります。
これにより人と関わる事を自らさけるようになり、自己否定に落ち入りやすくなります。
パニック障害で外出できなくなった
パニック障害の症状の中の広場恐怖を体感することで、いけなくなる場所が増えてしまいます。
映画館や、美容院、テーマパーク、など人が集まるところであったり、閉塞的空間が苦手になってしまい、行動が制限されてしまう恐れがあります。
好きな場所に、不安を感じることなく行く事が難しくなってしまい、自己否定が起こりやすくなってしまいます。
これらの要因がパニック障害につらさを感じ、自尊心を下げてしまう恐れがあるのです。
パニック障害でつらいときこそチャンス!感情の正体に気付く!
パニック障害でつらいときどのような心理になっているかや原因は分かりました!
それではどうしたらつらさが軽減されるのでしょうか?
自分を責めている正体に気付く
自分のやること全てにマイナスの感情をつけてしまいがちの方がいます。
またムダな買い物をした、またこんなに食べてしまったなど、すべて否定的な感情にしてしまっているのは実は自分自身なのです。
否定的な気持ちになっても、そのような感情になっている自分を否定しないことが一番大事です。
「そんな自分がいてもいい」「そうやって考えてしまっている自分も好き」
と自己愛を高めるように少しづつ思考を変えていきましょう!
本当にやりたいことはなにかに焦点をあてる
本当に自分がやりたい欲を紙に書き出してみましょう。
やっていて楽しかったもの、これからしたいことを自分自身で気付き、それを行動に移してみましょう。
どんなに小さなことでもかまいません。
こうでなければならない発想を捨てる
自分を数値かしていませんか?
何歳だからこうならなければいけないという勝手なレッテル張りをつけ、自分自身を苦しめてないですか?
社会がこうだから、みんなこうだからというレッテルで自分も合わせようとすると疲れが生じます。
焦って手にいれようとするとさらに悩む結果になる可能性があります。
ゆっくりゆっくり他人と自分を比べず出来る事からやっていきましょう。
パニック障害でつらいときこそチャンス!自分が変わるとき!
パニック障害でつらいときを沢山経験したあなたは自分が変わるチャンスだと思ってください。
この病気を通して沢山の学びを感じてください。
私はパニック障害になってこんなにいいことがありました。
自分の意見をはっきり言えるようになった
断る勇気をがついた
他人に優しくなった
本当にピンチな時に助けてくれる人が見えた
小さな幸せを感じれるようになった
上記がパニック障害になって得た物です。
つらいときはもちろんありましたが、今となってはいい思い出です。
今パニック障害で悩んでいる人がいたら、自分が変わるチャンスであったり、これから人生が良くなる合図だと信じて諦めずに治療に励みましょう。
この病気にならなかったら、起こらなかったことがたくさんあるはずです。
いかがでしたでしょうか?
少しでも皆さんのお役に立てたら幸いです。