パニック障害にとって観覧車は絶叫マシーンより怖い！？
観覧車はパニック障害の患者にとって不安をあおる要素が沢山あります。
人混みで遊園地に行くのも大変な時期があるぐらいの中で、観覧車はまさに地獄のような時間を体感する可能性が非常に高いです。
その原因と改善策はあるのでしょうか？
パニック障害で観覧車は絶叫マシーン！楽しい遊園地で起こった悲劇！
パニック障害と観覧車の組み合わせは非常に悪いのです。
徐々にパニック障害の症状が改善してきて、遊園地に行けるようになった時です。
様々なアトラクションに挑戦し、最後に観覧車で夜景を見ようとした時です。
受付の人に案内されて、観覧車に乗り椅子に座わり、扉がしまった瞬間に突然不安に襲われたのです。
動き出した時には、もうすでに遅かったです。
引き返すことが全く出来ない状態の中で、上空目指してゆっくりと進む観覧車にめまいと動機が襲ってきました。
20分から30分強い予期不安と発作に耐え、思わず大声で叫んでしまったのです。
パニック障害で観覧車は絶叫マシーン！どんなことが原因で予期不安がやってくるの？
パニック障害で観覧車に乗って、大声を出して叫んでしまうくらい強い発作を体験してしまったのですが、一体どのようなことが原因だったのかあとから冷静に観察してみました。
観覧車は地上から高い場所まで移動する
観覧車は高所恐怖症の方にとっても恐怖感を感じます、健常者の方でも高いところをみたら背筋がぞっとする可能性があります。
パニック障害の患者にとっても、このまま観覧車が上空で止まってしまったらどうしようという不安がでる恐れがあります。
そのようなストレスが、発作に影響する恐れがあります。
観覧車は閉塞的な空間に閉じ込められてしまう
閉塞的な空間でさらに室内が狭い観覧車。
パニック障害は閉塞的な空間が苦手なのですが、美容院や歯医者でしたら状況を伝えたら途中で退出できるかもしれませんが、観覧車は物理的に難しい場合があります。
そのようなストレスが、発作に影響する恐れがあります。
観覧車は窒息感に落ち入りやすい
パニック障害患者は、窒息感を感じる場合が多いです。
そうすることで、以前体験した過呼吸のトラウマがよみがえってしまう恐れがあります。
観覧車は滞在時間が長い
観覧車に一度乗ったら２０分から30分は乗る事になります。
その間どうすることも出来ない状態に予期不安を感じやすくなってしまう恐れがあります。
パニック障害で観覧車は絶叫マシーン！快適に観覧車に乗るには？
パニック障害で観覧車にどうしても乗りたい場合どうすればいいのでしょうか？
遊園地にいったとしても、苦手であれば観覧車に乗らなくても良いのです。
しかし、どうしても子供と一緒に乗ってあげたい、恋人と一緒に乗ってあげたい。
などパニック障害で観覧車を克服したい人もいるはずです。
ではどうすればいいのでしょうか？
景色に集中する
観覧車に乗る際は、景色に集中することで意識がそれます！
とくに数を数えてみると意識がそれやすいです。
例えば、雲の数を数えたり、イルミネーションの電球をガ添え足り、観覧車の数えてみたりするといいでしょう。
徐々になれてくると観覧車に乗れるようになってきます！
観覧車に乗る前にお薬を飲んでおく
観覧車に乗る前にお薬を飲んでおく事で、予期不安が軽減されます。
またお守り代わりに、観覧車に乗る際にも鞄の中にもっておくと良いでしょう。
安心感がましてきます。
会話に集中する
誰かと一緒に乗っている場合は、会話に集中すると良いでしょう。
会話に集中していると、不安がまぎれる場合があります。
発作が起きたら深呼吸する
仮に発作が起きたら深呼吸することをおすすめします。
深呼吸がとても効果的で、何かあったらこうするという自分ルールがあると仮に発作が起きたとしても落ちつて対処する事が出来ます。
いかがでしたでしょうか？
少しでも皆さんのお役に立てたら幸いです。
