パニック障害の発作が出てしまうと呼吸が浅くなってしまいます。
これは無意識的に気づかないことが多いです。
こんな体験をした人がいるようです。
呼吸が浅くなってしまった体験
年齢:20才 性別:男 職業:学生
パニック障害のきっかけは、約半年前の冬に友達と遊んでるときに突然体調が悪くなったことです。
その日は友達と車でドライブをしており、僕が運転をしていました。
免許を取って半年くらい経ったので少し遠くまで行こうと計画もしていて、とても楽しく遊んでいました。
1時間30分ほど走っていると、いきなり腹痛がきたのでコンビニに寄りトイレに行きましたが全く良くならないので、しばらく車の中で休憩していると症状はどんどん悪化していき吐き気やめまいもでてきて、呼吸もしにくくなりだんだん意識が遠くなっていく感じがして、このまま死んでしまうのかな~と思っていました。
すると友達が救急車を呼んでくれて、病院に行き色々な検査を受けましたが何も異常はありませんでした。
パニック障害は診断結果が出るまでわからない
検査が終わり点滴をしながらベットで1時間~2時間ほど寝ていたら少し良くなったので、友達に運転してもらい無事に家に帰ることができました。
その日はまあ病院で検査をして異常がなかったんで大丈夫だろうと思い、家に帰ってからゆっくり寝て翌朝はいつも通り元気に過ごすことができました。 ですがそれから一週間後、他の友達と遊んでいるときにもその症状が起きました。
その日は電車で街の方まで遊びに行っており、具合が悪くなったので近くのマンガ喫茶で3時間ほど寝ていたら少し回復したので急いで家に帰りました。
そしてまた家に帰りゆっくり寝て翌朝になると元気になってました。 そんなことが何回も繰り返され、電車やバスに乗っているときなどにもそんな症状が頻繁に起こるようになり、電車やバスに乗れなくなってしまいました。
これはやばいと思い、自分でスマホで調べてみますが全く何の病気か分らなかったので、病院で精密検査を受けることにしました。
救急車で運ばれたときにはしてなかった脳波やMRIなどの検査をしたのですがまた異常なしでした。
もうほんとにどうしようもない状況で家に引きこもってました。
口コミから病気を発見するときも
そんなある日友達から「パニック障害かもよ?」と言われ、調べてみるとまさに同じような症状が書いてあったので心療内科に行くことにしました。
そして心療内科に行ったらパニック障害といわれ、寝る前の薬と具合が悪くなったときに飲む薬をもらいました。
それからはどこに行くにも薬を持っていき、具合が悪くなったら薬を飲めばなんとかなると思い、まずは家の近くを散歩して行くことからはじめ、今は友達と一緒ならバスにも電車にも乗れるようになりました。
まとめ
さきほども体験談の中にあったのですが「呼吸がしにくくなった」という症状。
呼吸が浅いと感じたら迷わず深呼吸をすることをおすすめします。
呼吸がしにくいと意識的に息を吸う力が働いてしまいます。
吸うことばかりに意識をいくと、吐くことを忘れてしまいさらに息苦しくなるという負のスパイラルが生まれるのです。
ですから吸うことよりも吐くことを意識した深呼吸が重要になってきます。
またパニック障害の症状は内科に行きがちなのですが、症状が改善しない状態が続くようなら心療内科をしっかりと受けることが大事です。
早期発見、早期治療で治るスピードが変わってきます。