仕事が終わり夕食の準備をし、子供たちと普通に食事をしていた時です。
くらっとめまいがあり血の気がひくような症状がおこり動悸が激しく立っていられなくなり、思わず横になってしまいました。
夫に電話をしてすぐ病院に向かってもらいました。
ここから私は地獄の日々を過ごすことになります。
身体を調べても異常がない不思議
血液検査や心電図、色々調べてもらいましたが異常がなく様子見で家に帰りました。
1週間後に、またも同じ症状が。
「これは絶対におかしい」と自分の中で疑心暗鬼になりながら日々を過ごしていました。
激しい動悸はあるが少しの間我慢していれば、動悸は治っていたので一時的なものだろうと甘くみていました。
ですが姉の家に遊びに行っていた時に、また急に動悸息切れさらには手足の痙攣まで起こってしまったのです。
さすがにこれはおかしいと思いすぐ近くの内科へ、今度は甲状腺などを調べてもらい異常なし、しかし先生と話してるとストレスかもしれない。
と言われましたたしかに子供が二人いて育児休暇中のため金銭的にきつい時期で夫との喧嘩が多くストレスがたまっていました。
先生に病院は何回か行ったことや、症状を詳しく話をしました。
「心療内科に1回いってみては」とアドバイスを受けることに。
不安の中心療内科を受診
初めての受診の日、隣にいたおじさんに「あんたなんできたのか?」といわれ、そんな質問するか?
と思い、「少しストレスで体調が悪くて」と流したことを覚えてます。
床に平然と寝そべっていた患者さんがいるのを見て、異様な感覚に襲われ緊張感が増す。
待ち時間が非常に長かったのですが、細かくカウンセリングしてくれ親切丁寧な対応をしてくれました。
色々質問をされ答えていき、いまこういう状況で、こんな気持ちになりますなど、詳しく先生に話しました。
どこか悪い病気と思い何回も病院にいって検査しましたが異常なしでと、ありのままの状態を心療内科の先生にも伝える。
すると、先生からは「ストレスからくるパニック発作」だと言われました。
病名は「パニック障害」
少しおかしいと思われるかもしれませんが、私は病名がついたことにある意味ホッとしました。
いつも襲ってくるこの恐怖の正体が分かったから。
それから通院という形になりました。
半年かけてパニック障害を克服
何回か通院していくうちに、薬の効果で発作がなくなり体調が良い日が続きました。
だるくて1日動けずにいた自分でしたが家事も色々こなし、発作が仮に起こったとしても冷静に対処できるようにまで回復しました。
先生からは完治するまで時間がかかるかもしれないが、しっかり向き合ってゆっくりと治療していこうと言われ、藁をも掴む勢いで治療に励見ました。
結果的に半年かけてパニック障害を改善。
今は薬も飲まずに生活することができるようになりました。
子供も早めに保育園に預けて自分の時間をつくり1日ゆっくり過ごしたり、友達とランチに行ったり遊んだり気晴らしすることも。
夫との喧嘩も多かったのですが、病気になって誰よりも親身になって私のことを気遣ってくれたので小さな幸せに感謝する日々。
病気になって辛いことも多かったですけど、それ以上に助けてくれる友人の力や、頑張りすぎない考え方を学べることがあったので、幸福度の感度は大きく変わったと思います。