パニック障害が一生治らない生活を送っている私。
車も電車も飛行機も乗れない。
それでもなんとか生きています。
きっかけは癲癇発作から起こりました。
癲癇がきっかけでパニック発作
私がパニック発作を起こすようになったのは、癲癇で倒れたことから始まりました。
資格を取り転職した先で毎日5時間程の残業をして帰宅し、睡眠時間も4時間弱という生活を繰り返していました。
特に疲れた感覚も無かったこと、残業してる私頑張ってると謎の達成感のもと生活していましたが、2年目のある休日、妹夫婦とスーパーに行った際に倒れてしまいました。
そこから地獄の日々です。
救急車が来る少し前に意識は戻りましたがぼんやりしている状態が続き入院となり、脳波や血液検査やMRIなどの検査を一通り行った結果、癲癇との診断を受けました。
退院してからは定期的な通院で処方薬で治療を行うことになりました。
パニック障害の情報はこちら。
車の運転ができず電車に乗ったらまた発作
車の運転は2年間行ってはいけないと医師より話があり、通勤は電車やバスを使うことになりました。
電車を使うようになって2週間程経った時、満員まではいかないけれど混んでいる車内で急に胸がドキドキし始め、冷や汗が止まらず呼吸が出来ない状態となってしまいました。
次の駅までなんとか耐え電車を降りてホームの椅子に座り、深呼吸を繰り返していると段々治っていくのが分かりました。
何が起こったか分からず誰に相談して良いか分からなかったためネットで症状を検索すると、パニック発作という文字が多く見られました。
とにかく対処法を調べると呼吸の仕方で落ち着く、本人は長く感じるが実際は数分の出来事と書いてあるため安心した記憶があります。
その後も電車やバスの中、スーパーのレジ待ちの時にも多くありました。
趣味でたまに行っていたパチンコの最中にも発作がおこってしまい、友人に来てもらうこともありました。
しかし、このくらい我慢出来ると考えてしまっていたのでどうにか対処しながら生活をしていました。
周りの目が気になりパニック発作がさらに悪化
1年ほど経ったある日、それまでで1番辛いパニック発作がおきてしまい、電車に乗ることが出来なくなってしまいました。
もう駄目だと思い医師に相談するとパニック障害の診断がおりました。
一度倒れた経験から、また倒れたらどうしようという不安から発症したのではとのことでした。
人がいる所で倒れたら助けてもらえるから良かったという考え方が出来れば心穏やかにいられるのかもしれないが、小心者の私は人がいる所で倒れたら恥ずかしい、人に迷惑をかけたくないという思いが人一倍強いので、また倒れたらどうしよう・・・
さらに癲癇の発作が起きたらどうしようと考えてしまっていたためパニックに繋がってしまったようでした。
とりあえず、頓服のお薬を処方してもらったのですが、人によってはお守りになってパニック発作が落ち着く人もいるとのことでしたが、私はパニック発作がおきそうだと感じたら飲むようにしました。
一度内服するとすぐに効き、5〜6時間持つお薬だったので1日1錠内服していました。
癲癇発作から2年が経ち車の運転の許可も降りたので、通勤も車に戻りました。
電車と違い音楽をかけ歌いながらいられるので通勤中はパニック発作も起こらなかったのですが、3車線の道路で右折レーンの先頭にいた時でした。
ここで癲癇発作が起きたらどうしようという考えが出てきてしまい、動悸、息切れ、冷や汗が止まらなくなってしまいました。
急いで薬を飲み大声で歌を歌いその場を凌いだのですが怖かったです。
一生治らないと思って生活している
その後は結婚し、自分で運転することがほぼ無くなったため運転中の発作は落ち着きました。
妊娠をきっかけに仕事を退職し、趣味のパチンコをやめた今、パニック発作をおこすことは無くなりましたが、回復したとははっきり言えません。
夫の出張で駅まで送って行く際の車の運転ではやはりどきどきしてしまいます。
お薬とうまく付き合って行くしかないのかなと思います。
発作を起こさないような生活ができれば理想的だけれど、なかなか難しいところがありますね。
私はこの病気と一緒に一生付き合わないといけないんだなと思う。
それでも生活できる幸せを噛み締めてます。
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