パニック障害が回復したと思ったら、突然再発したり症状が悪化してしまうケースがあります。
一度パニック障害を経験して回復したが、再発防止を心から望んでいる人はこのまま記事を読み進めてください。
完全完治には時間がかかる場合があるので油断は大敵です。
パニック障害を克服したあとの心構え
薬事療法、行動療法、運動療法、食事療法とパニック障害を克服する為のさまざまな治療法があります。
そしてこの治療方法をそのまま実践していれば、絶対に完全完治できるという考えは間違いです。
良くなったと思って、油断したりするといつのまにか、従来の予期不安が沸き上がってきたり、症状が再発してしまう可能性があります。
そして不安の感情が発症当時の頃の思考パターンにかわってしまうと、落ち込んだり、不安が増幅されてしまうということ。
そうゆうときこそ、治療をし始めた頃の真剣な態度に戻り、初心を忘れないことが重要になってきます。
そうすることで、悪化や再発の防止を防ぐ事ができるでしょう!
パニック障害の症状悪化、再発する前の前兆に気付く
再発を繰り返してしまう場合は、自分がどのように状況で悪化しているのかということに気付くべきです。
悪化や、再発をしてしまう時の場面や環境を思い返してください。
これを自覚する事は同じようなことを繰り返さない要因にもなってきます。
・人間関係の不満
・家にいる時でさえも家族に気を使っている
・考え込むことが多い
・睡眠のパターンが日々違う
・常に忙しい
・暴飲暴食がある
・人に会うのが怖い
・趣味がなくなった
・自己評価が低くなった
・ストレスを抱えやすくなった
次の項目に多くの事が当てはまった場合は、病状悪化や再発の可能性がある前兆が現れております。
治ったからといって、生活リズムや習慣を再び変えてしまうのは危険です。
むしろ治ってからが一番重要なのです。
社会に出たり、新しい環境に入ったりするとストレスの原因がたくさんあります。
少ない時間でもいいので、しっかりストレス発散方法や、病気時に気おつけていた事を続けていきましょう。
再発の前兆に気付いたら特に要注意です。
再発防止の思考習慣をマスターする
症状悪化や再発を防ぐためには、過去をふりかえらず、未来も予測しすぎず、今を全力で生きることです。
過去をいい思い出に出来た人はいいですが、根強くトラウマとして残っている過去がある方は過去を良い思い出に変えれるようトレーニングを重ねましょう。
過去あります。
過去がこうだったから未来がこうなっている。
だからこそ過去が大事だなんて考えの方もいるでしょう。
そうやって考えているのは今の自分の思考作用です。
今の自分の思考が作り出した内容と気付く事です。
過去が辛いために無茶なことをしていいの?
そんなことをしていたら過去と同じように今も辛い行動をしてしまいますよ。
辛い行動をするということは、パニック障害の再発に繋がってきます。
そして未来を先読みしすぎて、常に不安にかられている人は安心してください。
あなたの思っている90%の事は現実に起こらない場合が多いです。
精神科の先生もおっしゃってます。不安の90%は取り越し苦労ということです。
どんなに未来のシュミレーションを立てても、計画通りいかない時はいきません。
だからこそ今目の前にあることに集中する思考は大事だと感じます。
過去の悪い出来事はゴミ箱へ、未来の出来事もまだ存在すらもしてません!
全ての出来事は自分が源泉。
思考パターンのトレーニングを積み重ねる事で再発防止の行動パターンに落とし込む事ができます。
いかがでしたでしょうか?
今回の思考パターンのトレーニングがお役に立てたら幸いです。