パニック障害を抱えている人には共通する身体の特徴があると言われております。
それが筋肉の凝りです!とくに首や肩そして背中が酷く凝っている人がほとんどです。
筋肉の凝りが原因で症状を長引かせてしまっている可能性があります。
心当たりがある方はこのまま記事を読み進めてください。
筋肉の凝りはなぜ起こるのか?
そもそも凝りとはなんなのでしょうか?
筋肉には「収縮(縮む)」と「弛緩(伸びる)」という働きがあります。
筋肉の状態や、行いたい動作に応じて脳から命令が下され筋肉の収縮が起こり、その目的が達成されたら弛緩するというのが正しい筋肉の働きです。
我々は何百という筋肉を上手く強調させながら1つの動作を達成しているのです。
しかし、長時間のデスクワークやスマホの使用などで、特定の筋肉に常に「収縮」の命令ばかりが下るようになります。すると、筋肉は弛緩することができなくなります。
あるいは、精神的緊張状態が継続すると弛緩できなくなるかもしれません。
このような事が日常的に起こると血流が悪くなり、筋肉の状態を把握し脳へ伝える受容器が誤作動をはじめます。必要のない時にも「収縮が必要」という刺激を脳へ伝え、脳は常に特定の筋肉への収縮を命令するのです。
これが”凝り”のはじまりです。
まとめますと凝りの原因となっている部分はこちら
・同じ姿勢でずっといることが多い
運転やデスクワークなど同じ姿勢で過ごしている時間が長いと筋肉が凝り固まりやすいです。
・血のめぐりも悪くなっている
血行不良になると、筋肉に本来届くはずの酸素の量が減ってしまい、筋肉が硬くなってしまう場合があります。
主にこのようなことが原因で筋肉が凝ってしまっております。
筋肉の凝りはなぜパニック障害に悪影響なのか?
筋肉の凝りはパニック障害の患者にとってどのようなことが悪影響なのでしょうか?
ー身体の硬直により脳に異常な信号が送り続けれらて自律神経のバランスが乱れる。自律神経のバランスが乱れる事により緊張した精神状態を作りやすい。
2、脳の血流障害
ー肩や首筋の硬直により脳への血流が悪くなり脳の機能が十分に働かなくなる。
3、呼吸の影響
ー背中の深層筋肉の酷い凝りにより、肺が圧迫され息苦しさや呼吸の浅さを感じます。
呼吸が浅くなると脳へ十分な酸素を送り届けることができなくなり、リラックス状態が作れず常に興奮状態になっている。
パニック障害の患者は、緊張感や不安感を感じることが多く、筋肉が硬直しやすい状態にあります。
予期不安時やパニック発作時はとくに首、肩、背中に力が入りややすいです。
長く筋肉に凝りの状態が続くと、上記のような症状が起き、パニック障害の症状が悪化してしまう可能性があります。
筋肉の凝りの対処方法は?
筋肉の凝りを改善するには具体的にどのような事をやっていけばいいのでしょうか?
・マッサージやストレッチをして筋肉を和らげる
・整体で猫背を治す
・適度な運動をする
・規則正しい睡眠をしっかりとる
・入浴時間を大切にする
・ストレスをしっかりと発散する
上記の改善方法がオススメです。
自分がやってみてとくにオススメだったのは入浴です!
お風呂に入る習慣がない人はいないはず。
いきなり新しい習慣を取り入れるより、いつも習慣化しているお風呂にゆっくりとつかることを意識するとよいでしょう。
筋肉の凝りが大幅に改善されていきます。
余裕がある方は、さらにストレッチや軽い運動をすることでより効果を体感できると思います。
いかがでしたでしょうか?
みなさんのお役に少しでも立てたら幸いです。