パニック障害は老人でもなります。
しかし老人の方で気をつけないといけない事は、他の病気かもしれないということです。
パニック障害の症状と、同じ症状の前兆を持つ心筋梗塞。
近くに老人の方がいる方はしっかりと把握しておく必要性があります。
ではパニック障害と心筋梗塞はどのような違いがあるのでしょうか?
気になる方はこのまま記事を読み進めてください。
パニック障害の老人がなりやすい!?心筋梗塞ってどんな病気?
老人でもパニック障害になります。
しかし高齢者でパニック障害と思っていたのに心筋梗塞だったという事例があります。
前兆が似ているからこそしっかりとパニック障害と心筋梗塞の違いを理解しておく必要があります。
心臓は、筋肉の塊で、3本の動脈から血液を受け取っています。どのように心筋梗塞が発症するのでしょう?
心筋梗塞の発症のメカニズム
動脈硬化の進行や血管内の「プラーク」と呼ばれる脂肪などの固まりが破れると血栓が出来ます。その血栓が血管中を流れていった結果、心臓の動脈をつまらせてしまうと、起こります。(因みに、脳の方へ流れていくと、脳梗塞になります。)
心臓の動脈が詰まると、心筋が壊死してしまい、素早い治療をしないと、死に至る病です。
動脈硬化は、喫煙、食事、ストレス、運動、過度の飲酒、などの生活習慣の乱れによって、引き起こされます。
以上が心筋梗塞の説明になります。
パニック障害の詳しい説明はこちらの記事にも書いてますので、ご興味がある方はあわせてお読みください。
パニック障害の老人なのか?それとも心筋梗塞か!?チェック表はこちら
□呼吸困難
□顎の痛み
□腕や顔面の痺れ
□吐き気や嘔吐
□冷や汗
□息切れ
2〜3個以上当てはまっていたら心筋梗塞の可能性があります。
パニック障害の前兆でも、冷え汗や、息切れ、胸の痛みを感じる時があります。
現在パニック障害の老人も心筋梗塞を注意しなければいけないです。
パニック障害と心筋梗塞の違いは!?
パニック障害と心筋梗塞どのような違いがあるのでしょうか?
パニック障害は死亡はないが、心筋梗塞は死亡してしまうケースがある
緊張や恐怖から心臓がドキドキしてしまうパニック発作に対して、心臓の動脈を詰まらせてしまう心筋梗塞。
心筋梗塞の場合素早い治療が必要になってきます。
パニック障害と心筋梗塞の発作の違い
パニック発作は、20〜30分の間、お薬を使ったり、深呼吸をすることで治まります。
しかし心筋梗塞の場合、発症から数時間以内で死亡してしまうケースがあります。
必ず救急車を呼んでください。
上記が違いになります。
パニック障害の老人の心筋梗塞の予防は?
パニック障害と心筋梗塞にならない為の予防策とはどのようなことを心がければいいのでしょうか?
またパニック障害や、心筋梗塞の疑いがある人も下記の事を気をつけてください。
1.禁煙、
2.塩分コントロール、
3.コレステロール値コントロール
4.野菜、魚を食べる。。特に青魚に含まれるEPAは効果的です。オメガ3の油、
抗酸化食品 を取りましょう。(色の濃い野菜など)
5.栄養バランスを考える。。高タンパク低脂肪が健康的です。
6.肥満に注意
7.お酒は適量。。ビール中びん 2本、日本酒なら、2合(女性はもっと少ないです)
個人差 もありますし、体調にもよります。
8.ウオーキングなどの有酸素運動
9.短気は損気
10.ノーストレス。。ストレスは、万病のもとですね。
11.寒暖の差に気をつける。。冬の脱衣所、トイレ、廊下など、危険箇所です。
12.規則正しく眠る
いかがでしたでしょうか?
皆さんのお役に少しでも立てたら幸いです。