パニック障害の人が増えつつあります。
私もパニック障害になり、周りに同じ病気を抱えている人達と出会う機会もありました。
病気を経験されたことのある人の話は、私にとっても参考になることがとても多かったです。
パニック障害を経験された本を読むことで心が軽くなったり、様々な治療法も学ぶことができました。
医師は学んだ知識しかパニック障害のことを理解してくれません。
病気を治したいと考えている方は、医師の意見も大事なのですが、経験者の話もとても参考になるのです。
パニック障害経験者の体験談①
年齢32才 性別男性 仕事製造
約3年前のことになりますが、不安パニック障害という診断を受けました。
今は約1年間の治療を受け、投薬治療や医師とのカウンセリングで善くなっています。
治療を受けようと思ったのは、仕事の面接に向かう度にものすごい緊張が起きたり、手や顔が痺れてくるようになったり、もう今にも倒れてしまいそうなぐらいになっていました。
この状態では面接は受けられないと引き返すのですが、また違う会社に面接に行こうとすると同じ症状が出ていつまでも面接に受けれずにいました。
それでこの精神的な物を何とかしようと思い、精神科に行くことにしたんです。
そしたら不安パニック障害の診断を受け、治療を受けることにしたんです。
約1年間の治療で善くなり面接頑張ってみようと面接に向かいましたが、治療に通う前の辛い症状が出ず面接に向かうことができ、また受けられて治療に通って正解で本当に有りがたく助かりました。
パニック障害経験者の体験談②
年齢：50歳 性別：男性 仕事：販売職
パニック障害のきっかけは会社の大きなプロジェクトを実行している時でした。
プロジェクトの会議中にめまいがして息苦しさをかんじてトイレにかけこみました。
トイレの中でめまいが止まらず30分間トイレの中にいました。
めまいと息苦しさの原因がわからずに放置していたのですが、症状は悪化していきました。
内科を受診したのですが、血液検査をしても悪いところがなく、先生から心療内科の受診を勧められました。
心療内科に受診をして、初めて自分がパニック障害だとわかりショックを受けましたが、克服するしか道はないと決心してパニック障害との戦いの日々が始まりました。
病院から処方された薬はレキソタンです。レキソタンを飲むとパニック発作はでなくなります。
しかしたまに薬を忘れて会社に行ってしまうと途中でめまいがしてトイレに駆け込むことになります。
レキソタンを飲むと症状は治まります。
パニック障害経験者の体験談③
年齢：２７歳 性別：女性 仕事：主婦
私がパニック障害を起こしたきっかけはいつも通り通勤電車に乗っていた時です。
急にめまい、耳鳴り、吐き気に襲われ無理して乗っていると電車内で倒れて意識を失ってしまいました。
それ以降電車に乗ると、また倒れたらどうしようという焦りと恥ずかしさで恐怖心がどんどん迫っている感覚でした。
息切れや動悸、吐き気が治まることなくそれが続いたので病院にいくとパニック障害と診断されました。
診断されてからは半年ほど電車に乗らない日々を送っていたのですが、このままではいけないと思い克服に向けて前向きになりました。
病は気からという言葉があるように、自分は絶対大丈夫と電車に乗る前に強く思い深呼吸しまずは一駅分だけ乗ってみる事にしました。
すると何事もなく乗れたのです。
それが自信に繋がり少しずつ距離を伸ばしていくことで今ではそこまで意識せずとも電車に乗れるようになりました。
まとめ
パニック障害の原因の多くは、ストレスによるものが多いです。
体験談を聞いてみると、発作が出る場所は異なりますが、症状は似ている部分があります。
みなさん辛い思いをしたという経験はありますが、それでも治ったという意見も多数みられます。
パニック障害はどんなに辛くても死ぬことはないと言うことを理解し、少しづつ前向きに歩んで行くといいでしょう。
