パニック障害患者からLINEが連続できたり、長文がきたりしたことはありませんか?
うんざりするパニック障害患者のLINEの特徴を解説!
さらには困った時のLINEの上手な返し方までお教えしますので、心当たりがある場合は参考にしてみてくださいね。
パニック障害患者のLINEの特徴
パニック障害を持った患者さんとやりとりをしていると様々な特徴があります。
一体どのような特徴があるのでしょうか?
何度も電話をかけてくる
不安や恐怖が来るパニック発作状態に陥ってしまうと、ダメだと思っても信頼している人に何度も電話をかけてしまう場合があります。
そのため、相手から連絡がないと不安感がピークに達してしまいます。
もしカップルの場合不安がエスカレートしていくと束縛がひどくなる場合も。
既読スルーは恐怖
LINEの機能でメッセージを読むと「既読」という文字が出ます。
もし既読スルーをパニック障害患者にしてしまうと、不安感煽ってしまう場合があります。
迷惑をかけてしまったかもしれない、嫌われたかもしれない、そんな被害妄想が頭の中で爆発。
耐えきれず、連絡が来るまでメッセージを送ってしまう可能性も。
行動把握したがる
パニック障害患者は信頼できる相手がかまってくることをひたすら求めます。
人への依存性も非常に高いそのため、LINEの内容も「寂しい…」などの内容が多く、相手の気を引こうとする傾向に。
連絡相手が今どこで何をしているか気になってしょうがないのです。
上記がパニック障害患者がLINEの対応でしがちなパターンです。
なんで自分ばかりこんな辛い人生なのかと認めてもらいたい、誰かに褒められたい、など根底には承認欲求が強く現れている心理があります。
もしパニック障害患者のことを理解できていない人はこちらの記事を見ることで寄り添えることが出来るかもしれません。
パニック障害が理解されない!周りの人はどう接していけばいいか?
LINEのプロフィール画像がよく変わったり、加工の自撮り写真を使ったり、病んでるような画像が多いのもそこからきている場合があります。
LINEの対応方法
LINEの対応に関して、自分を頼りにしてくれて嬉しいと感じる方もいますし、今は病気の状態だから少しの間は我慢しようという方は大丈夫です。
問題はこれらのやりとりに耐えられなくなってしまった人たちです。
このような場合はどうすればいいのでしょうか?
イエスマンになりすぎないようにする
時にわがままなことをLINEで言われても、出来ないことはしっかりと断るようにしましょう。
イエスマンになりすぎないのがポイントですが、あくまでもバランスが必要です。
全否定してしまうと、不安定な状態がひどくなり、パニック障害の症状の悪化にも繋がりかねません。
その人の特徴を理解し、言い方を厳しくしすぎないのもポイント。
返信頻度の調整
連絡をマメに取れるのは取るのは相手にとって非常にいいことです。
ただ時としてそれが苦痛の状態になる時もあります。
律儀にすぐ返信を返さず即レスしないようにするのも一つの手です。
距離を置く
自分の性格と違いすぎてどうしても我慢できなくなった場合、適度な距離感で上手な対応をするのが一番です。
お互いストレスになってしまったら意味がありません。
嫌われる覚悟で決心してみるといいかもしれません。
パニック障害患者はどうすればいいか?
不安で仕方なくてLINEのメッセージや電話は沢山してしまう気持ちは十分分かります。
今にも狂ってしまいそうな、パニック発作が突然襲ってきた時、人生に疲れて急に憂鬱になったり、さぞかし辛いことでしょう。
もし電話にすぐ対応できる人が身近にいなかった場合
少しでも気持ちを理解してくれようと寄り添ってくれたり、今の悩みを解決してくれる案を出してくれるかもしれません。
そういった少しづつの積み重ねが、LINEの暴走を抑えるだけでなく、パニック障害そのものの完治へ繋がることでしょう。