早春はもっとも自殺率が高く、自殺対策強化月間が行われるほど精神的に不安な人が多くなります。
木の芽時は要注意なんて事も聞いた事があります。
早春に精神的不安を抱えてた事がある人、今抱えている人はこのまま記事を読み進めてください。
パニック障害が起こりやすい早春にはどんなことが起こっているの?
なぜ早春にパニック障害発生率が高くなってしまうのでしょうか?
早春は、季節の変化、別れと出会い、会社の決算期などがあります。
今まで慣れてきた環境の変化が大きくあります。
季節の変化はどのような事が起こるのか?
季節の変化では寒暖差がとても激しい時期をさします。
この時期は朝と夜の寒暖差もある為、体や心に大きなストレスや不安を抱えやすい人もいます。
体の中ではどのような事が起こっているのかというと、交感神経と副交感神経のバランスが崩れやすい状態にあります。
結果自律神経のバランス悪くなり、パニック障害の症状が現れてしまう可能性があります。
別れと出会いによって環境の変化が起こる時期
春は出会いと別れの季節になります。
卒業式、入学式、入社、退職、転勤などさまざまな環境な変化があります。
ライフイベントの変化が大きいとストレスや精神的な不安を感じやすくなります。
変化を恐れている間はやはり体調不良になったり、慣れない環境に放浪してしまう事も。
新しい環境になれる事が出来なかったり、前の環境に依存しすぎてしまうと、ストレスがかかり結果的に精神病にかかりやすいのではないかと思います。
会社の決算期になる時期
日本のほとんどの会社は3月か12月に決算期というものがあります。
決算期で赤字を出してしまうと、銀行からお金の融資を受けづらくなってしまいます。
会社は業績をあげる為に、社員の人達に厳しく接してしまう場合があります。
数字やノルマに追われてしまい、精神的に病んでしまう方もいるのではないでしょうか?
また人事異動や、派遣切りの時期でもあります。
今まで慣れていた業務から新しい場所に移動する不安や、派遣切りにあい生活困難になってしまうことも。
「仕事のストレス」
↓
「会社を辞めたり、辞めさせられる」
↓
「生活に支障をきたす」
↓
「金銭的な面で人間関係が悪化」
↓
「将来に不安」
↓
「精神が不安定になり精神病発病」
このような流れがあると考えられます。
自殺衝動にかられてしまったら一人で悩むのは損!
季節の変化、別れと出会い、会社の決算期など様々な要因で精神的に病んでしまう方が大勢います。
そのままストレスを引きずってしまうと、精神病にかかってしまったり、体の不調を訴える方がでてきます。
酷くなると自殺願望が芽生えてしまう方も。
こんなに恵まれている日本という国ですが、自殺大国とも言われております。
12年から3年連続で3万人を割っている
だが、若年層の自殺は深刻な状況にあると言っていい
※15~39歳の死亡原因の第1位は自殺
G7で15~34歳の死因の1位が自殺というのは日本だけ
死亡率はアメリカやフランス、カナダの約2倍、ドイツやイギリスの約3倍、イタリアの約4倍
このようなデータもありますので参考までにご覧下さい。
これは現代社会における現象の1つです。
というよりも、1つの真理かもしれません。
どういうことかというと、例の一つ挙げます
「 Aのお店は3個のジャムの中から1つを選ぶことのできるお店です。
変わってBのお店は30個のジャムの中から3つを選べるお店です。
どちらのお店のお客様が満足度が高いでしょうか?」
一見、選択肢がたくさんあるBのお店の方が満足度が高いように思えますが
人間の深層心理、集団心理の中では選択肢が少ない方が断然満足度が高いのです。
これは現代社会を生きている我々にとっても同じことが当てはまります。
現在の日本は様々な選択肢があります。
高級品、贅沢品、食、地位、名誉、など言いだしたらキリがありません。
選択肢が増えた人間は、さらに多くの選択肢を前にし、不自由感や不満足感が増すのです。
そしてもっともっと欲深くなっていくのです。
そして自分はあの人より、劣っているという劣等感にかられてしまうのです。
そんな時は、一人で悩まないで下さい。
もしそのような劣等感にかられて、自殺願望が湧いた時は誰かに相談することです。
そして今の幸せを感じる事です。
ないものねだりより、あるもの掘り出しをしていきましょう!
「自殺したい!」と思ったときにまずやるべきこと
精神科の先生からのアドバイスはこちら!