パニック障害患者の中でお年玉を渡さないといけない立場にある人はいますか?一般的な常識で考えれば身内に子供がいた場合渡すのは当然と思っている人たちがほとんどでしょう。
しかしパニック障害になってしまうと、病気によって働くことが困難になりお金に困ってしまう方もいることでしょう。
そんな状態の中でお年玉を渡さなければならないという行為は患者にとって苦痛でしかないでしょう。一体どうしたらいいのでしょうか?
お年玉を渡すのが苦痛になるパニック障害
パニック障害になるとお年玉を渡すことが困難になる可能性があります。
一体どのような背景があってこんな心理になってしまうのでしょうか?
収入が減ってしまったパニック障害患者
パニック障害になると、働くことが困難なってしまう方が多数います。
数週間で復帰できる方もいれば、何年も仕事が出来なくなってしまうという方も。パニック障害になってしまってから周りにとくに気を使うようになってしまい、人との関係を立ってしまう人もいます。
もし仕事中発作が出てしまったらどうしようと考えれば考えるほど辛くなってしまう。そんな負のスパイラルが自分をさらに追い込み、仕事ができる状態ではなくってしまう。
結果的に収入が減り、自分のことに精一杯になってしまうのです。
常識的にはお年玉はあげるものという価値観
子供の頃お年玉をもらった時ワクワクした経験はある方が多いのではないでしょうか?
常識的な考えを言うのであれば、お年玉は身内の子供達に渡すのは当たり前。しかしその考えがパニック障害患者を苦しめる原因になってしまっている恐れもあります。
お年玉をあげたくてもあげれない状況になっているあなたはさらにパニック障害を悪化させてしまう恐れがあります。兄弟や姉妹はお年玉を渡しているのに自分だけ渡せてないと考えるだけで、差が生まれてしまう。
そしてその差がプレッシャーになってしまうことも。
精神病を子供に伝えるのは難しい
精神病を子供に伝えることは難しい。
はっきり言った方がいいか、やんわり嘘をつくべきか悩むところである。
そこでまた葛藤が生まれてしまいさらに病んでいく。
一体どうすればいいのでしょうか?
パニック障害のお年玉への向き合い方
パニック障害になるとお年玉への苦痛があることは分かりました。
お金に困らないくらい収入があった人はいいですが、貯金が無い状態でパニック障害になりお年玉を渡さなければいけない時はどうしたらいいのでしょうか?
身内に借りる
パニック障害になってしまった現状に理解がある人にお金を借り、子供達に形だけでも渡したという状態を作ること。
お年玉は年に1度の行事。頻繁にくるものではありませんから、もし可能であれば借りて支払うということがあってもいいでしょう。
しかし借りることによって余計なプレッシャーをかけてしまう恐れもあります。
第三者に状況を説明してもらう
パニック障害になってしまうほとんどの方が自分から病気を告発することが困難な人がいます。もちろん例外がありますが、初期段階の場合は強く思う傾向があります。
ですから現状を第三者に伝えてもらうことによって、お年玉を渡すという行為をさけることは可能です。「病気になっちゃって大変な状況」ということを子供達に共有すれば理解を示してくれるはずです。
自分から真実を言う
誰も頼る状態の人がいない時は、自分から言ってみるのもいいでしょう。
「病気だから仕方がない」ということを理解してくれる子供いるから安心してください。もし許容されなかった場合は、子供の理解力の問題であったり、縁がそこまでなかったと判断してもいいでしょう。
病気をきっかけに人間関係の整理ができたという方も多数います。
治ると信じて支払う
行き先見えない未来に対して不安な気持ちがあることは十分分かります。
それでも早期発見早期治療をしていつもの生活に戻したいという力強さが残っている方は、お年玉を払ったとしても逆に前向きな思考になり、働くという意欲に繋がってくると思います。
もちろん個人差がありますから、自分が一番ストレスを感じない行動をすることが大事。
パニック障害になったら開き直り/strong>
Autumn🍁
(⚠️幼児 ▲▽) pic.twitter.com/BY6dtkoEuD
— 気付けば沼 (@syusui8837poke1) October 6, 2022
精神病をきっかけに勤めていた仕事を辞めてしまわなければいけない状況にある人もいることでしょう。
パニック障害は障害年金の対象外のため、仕事を辞めてしまうと収入源がありません。軽症であれば数週間で治る病気ですが、重症患者の場合家から出ることが困難な場合があります。
だからこそ開き直りが重要です。精神病になってしまうと隠そうとする人が多いですが、むしろ公にバラす方が気が楽です。人間関係の整理もできますので一石二鳥。
どんな状態であろうと事実を伝え、それでも受け入れる人と関わることが大事。
お年玉一つとっても考え込んでしまう人もいるということですから、ラフになることで人生を少しだけラフに過ごせることでしょう。
まとめ
パニック障害でお年玉を渡す機会の時は、自分の現状をしっかり伝えることが大事です。
働きたくても働けない、障害年金を受け取りたくても受け取れないという状況下の中で生きるため以外の出費をすることは困難であること。
無理に世間体や、常識を気にしてしまうことでさらに生きにくくなってしまっています。
だからこそもっとラフにする必要があります。
第三者に病気の事実を伝えることや、自分から子供に伝えることも大事。仮にうまくいかなくても、伝えるという行為に意味があります。
真剣に悩みすぎないように日々心がけること。
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